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コンプレックスのために挑戦出来ない人に送る私の半生

はじめに

はじめまして!エソラ|Webアプリエンジニアです!

私は、文系学部から新卒でSIer企業に就職したWebアプリエンジニアです。
※業務スキルや趣味等はプロフィール画像から参照下さい。

今回は私の半生から、得たものを自己紹介として書いてみたいと思います。

吃音症というコンプレックス

関西出身ということもあり、幼少期からお笑いが好きで、人を笑わせることが大好きでした。

ただ自分は生まれつき吃音症を患っており、「頭の中でフレーズが思い浮かんでいるのに、いざ言葉にしようと声が出ない」という身体的な特徴があります。

・授業で先生に当てられた時に、答えが分かっているのに、なかなか答えられない。
・このタイミングでこれを言ったら多分、みんな笑ってくれるのに、間を逃す。しかも変な声が出て、そっちが笑いになって笑われてしまう。
・就活の最終面接で吃音のことを指摘されて、社会人として人前で話せるのか指摘されて落とされた。

こんな感じで、凄く悔しい思いをしたり、恥ずかしい思いをしたりして、絶望することがたくさんありました。

幼少期には母親に、「どうやったら治せるのか?」ということを質問したりしてました。

母親:「多分、治らないから一生付き合っていくしかない」

こんなことを言われて幼少期の私はひどく傷つき、いつしか自分の可能性を諦める人間になっていました。
今、考えると凄く自分の弱い部分が出ているなぁと思います。

また吃音についてイジられると、凄く仲良く話していた友達であっても、なんか壁を作ってしまうという心の弱い部分があったんです。

しかし、私の人生にはそんなコンプレックスを忘れている期間がありました。

それは大学生のゼミ時代のことです。

立ち直るキッカケは自分の役割を見つけたこと

学生時代は、文系学部でマーケティングを学んでいました。
それで、大学2回生までいっぱい遊んだので、少し自分の人生に危機感を感じて、自分の学部の中で結構厳し目なゼミを選択したんですね!

そのゼミでの目標はマーケティングについて、自分たちで仮説を立てて、アンケート等の調査から分析をして、自分たちの仮説を実証していくという内容でした。
その中で、ゼミの全国大会に出場して、優勝するというのが最終目標でした。

自分は発表するのは相変わらず苦手だったけど、自分で仮説を立てて実証していくという研究を進めるっていう役割の中では結構チームの力になれたんですね。

結局、全国大会の優勝は出来なかったけど、予選突破して、全国大会の決勝ステージにまでは進むことが出来ました。

この経験の中で、高校生くらいまでの間は勉強をして、部活をして、クラスでの立ち位置を確立してという中で、面白く話せる人がそのクラスの中で覇権を握ってということが、自分の中の全てであって、それを握れないと幸福度が下がるという今考えると狭い世界でした。

ただゼミの中で自分の苦手なことは無理に克服をしなくても、自分の得意分野で勝負することで自己肯定感が生まれて、自分はやっていけるんだと思うことが出来ました。

その経験のおかげで、友人の結婚式で漫才を披露したり、会社の催しを企画してやってみたりと、色々と自分の中の殻が破れて挑戦が出来るようになりました。

これから叶えたい将来像の話

大学の卒業式の時、ゼミで卒業パーティがあり、皆の前で一言ずつ喋るという機会がありました。

その中で自分は「みんな社会人になっても、成長することを忘れずにやっていこう!日経新聞に記事が載るくらいのことをしよう」と、今考えるとだいぶ痛いことを言ってしまいました。
#自分が薬剤師だったら 、強めの鎮痛剤を処方してあげたい・・・

今の気持ちとしては冗談半分、本気半分で、せっかく生まれてきたのだから、何か世の中に残したいという気持ちは心の中にあります。

今はエンジニアをやっているので、会社でも個人でも自分のサービスをリリースして、広めて、皆に使ってもらえたら、いつかはそういうことも起こるのかなーなんて安易な想像をしています。

自分の人生には良いことも悪いこともたくさんあって、吃音症は今でもコンプレックスであることは否定出来ませんが、Apple創業者のスティーブ・ジョブズの言葉で好きな言葉があって、「Connect the dots(点と点を繋げて線にしろ)」という言葉があります。

また「Appleはテクノロジーとアートの交差点から生まれた企業である」というスティーブ・ジョブズの言葉がありますが、自分の場合は、「エンジニアリング」と「マーケティング」が一つの交差点であり、日経新聞に載るような成果を上げるためにはこの交差点をしっかりと渡っていく必要があります。

その原動力になるのが、コンプレックスから生まれた苦い感情であり、今までの経験は全てきっと意味があって、幼少期に諦めていたことを今度は諦めずにすむように、自分のスキルを磨きながら、点を結んでいくことが大切なんだなと思っています!

これが今までの半生であり、これから叶えたい将来像です。

ここまでお読み頂きありがとうございました。
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とあるエンジニアのエソラゴト

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