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1分読書メモ:ビジョナリー・カンパニーZERO

ビジョナリーカンパニーシリーズはよく読んでいたので、電車広告で目に留まり手に取った本。

起業家や経営者に向けたリーダーシップの本であるが、社内組織のリーダーやこれからリーダーになろうとしている人に対しても役に立つことが多く書かれていると感じた。

個人的には会社のビジョンやミッションの作り方と押さえるべきポイントをまとめている章が特に学びが深かった。


・コアバリューと理念からパーパス(存在意義)が生まれ、パーパスを指針としてミッションを決定する。

・コアバリューと理念、パーパスは変わることはないが、ミッションは時代に応じて臨機応変に変化していく。

・優れたビジョンはコアバリューと理念、パーパス、ミッションの3要素で構成される。


上記は様々な本で語られていることだと思うが、本書では事例も交えながら特に詳しく解説してくれている。

企業のパーパス(存在意義)を考える上で投げかけられた問いかけとして、「私たちが存在しなくなったらこの世界から何がなくなるのか」というものがあった。

イチ会社員の立場からするとここまで大きなことは中々考えにくいと思ったが、企業だけでなく社内組織や少人数のチーム、自分自身に置き換えて考えても大きな意味があると感じた。

自分自身がいなくなったら何がなくなるのか、この問いかけに即答できるくらい自分や組織の役割が明確になっているのか考える良いきっかけになった。

線を引いた箇所が多くてまとめるのが大変だが、それだけ学びが多かった僕にとっての良書。

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