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初胃カメラが超辛かったのでせめてnoteのネタにしておくためのnote

〜プロローグ〜

2019年12月の2週目くらいから3週間くらい胃が痛くて、これまでにない長引き方だったので消化器内科に行ってみた。

予約が詰まってたのでとりあえず胃カメラの予約をしつつ、薬で様子を見て年明けの診察で良くなってたら胃カメラなしにしよう、みたいな話。

そして微妙な改善具合もあって、2020年2月1日、怯えながら初胃カメラの日を迎えるのであった……。

▼第1章〜張りまくる予防線〜

平生から、インフルエンザの鼻綿棒検査で悶える私。

「一般的に鼻から入れる胃カメラの方が楽と言われている」と教えられようが、それでも辛くなる自信があったので、鼻胃カメラではたいてい使われないらしい鎮静剤を希望したのである。

どれくらい使われないっぽいかと言えば、胃カメラ日時を予約する際、一度日時が決まった時点で、看護師さんが鎮静剤なしを前提に話を進めていたと判ったくらいである。

▼第2章〜鎮静剤編〜

当日は、思ったより早く進行した。

病院についてすぐに呼ばれ、鎮静剤を打たれることに。

平生から採血でも軽くフラつく脆弱具合であるので、比較的年配でベテランっぽい看護師さんに、鎮静剤も初めてなのでビビっていることを伝えておいた。

ここでも予防線として、看護師さんに甘えまくっておいた(どんっ)。

これがどの程度かと言えば、看護師さんをして「かわいそうなくらい緊張されてる」と言わしめるくらいである(どどんっ)。

この段階で胃を洗浄液するためという美味しくない液体を飲み、点滴針を刺され、点滴の準備が整った。

▼第3章〜局部麻酔編〜

両鼻に洗浄液を流し込まれた(痛い)後、鎮静剤の点滴針をブッ刺されたまま処置室に案内され、恐る恐るベッドで仰向けになる。

まずは麻酔と潤滑目的のゼリー状の物体を両鼻に流し込まれ、これがなかなか辛い。

「喉にきたら飲んでね」と言われて飲んだら苦いし、そもそも鼻の奥から喉にかけてめっちゃ気持ち悪い。

次に、鼻にチューブをぶち込まれる。

挿入時の摩擦が痛いが、挿入が終わればチューブの柔らかさにより痛みは少ない。

ただし、違和感とマヌケさがある。

次に待ち構えていたのは喉の麻酔である。

めっちゃしみる。むせた。

これも「喉にきたら飲んでね」タイプの薬だったが、めっちゃ苦い。鼻ゼリーより苦い。

唾液が溜まってきたことを伝えると、飲もうとするとむせる可能性が高いとのことで、横向きになり全部出す感じになった。

これもなかなかマヌケな状態で途中でワロタ。

鼻の奥に残留するゼリーがめちゃめちゃ気持ち悪い中、ついにクライマックスを迎えるのであった……。

▼第4章〜鼻から食道を通り胃にカメラを挿入される拷問〜

わりと軽いノリで鼻に刺されたままのチューブから、胃カメラが挿入され始めた。

食道あたりが痛いし違和感で特に辛い。あとめっちゃゲップが出る。

胃まで到達すると比較的マシだが、とりあえず辛い。早よ抜いて欲しい。

しばらくまさぐられ、「胃に空気を入れて診るのでゲップは我慢してね」と言われ、「何言ってんだコイツ?」状態で頑張って我慢する。つらたん。

挿入が始まって5〜10分まさぐられ、ようやく終了した。

鎮静剤はおそらく効いていたんだろうけど、意識はハッキリとあって、喉の奥に溜まっているゼリーのせいでとにかく喋れない。麻酔効果にもよるかもしれない。

映し出される映像は面白かったものの、生理的に出る涙と鼻水は不可避で唾も垂れ流し、案の定ずっとつらかったわコンチクショウ。

辛さが比較的少ないらしい鼻からの挿入と、だいたいの人はやらないらしい鎮静剤のコンボでだいぶマシであったのも恐らく事実だと思うので、不安な方はこれらを医師に相談してみることをオススメする。

人によっては出来ない可能性もあるけど。

〜エピローグ〜

終了後は、意外と鼻ゼリーがキツいことを付け加えておく。

痛みを和らげてくれる味方だと思っていたゼリーが、胃カメラ終了後に反旗を翻す。

鼻の奥から喉にかけたあたりに、けっこうな塊で居座ったままになる。

しかも、鼻をかんでも出すことは難しく、また飲み込むにしても喉まで落ちない。

これが意外と辛くて、むせて、咳とともに痰を出す要領で溢れる唾液とともに排出するしかなかった。

ふいに気管へ落ちようとしたり、気管方面を塞いでくるので苦しくなってむせる。

このたりは要注意である。

かくして、二度とやりたくねぇと思うに至るのであった。

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