見出し画像

他に選択がない時、心は驚くほど明晰になるものだ

「他に選択がない時、心は驚くほど明晰になるものだ。」

アメリカの国際政治学者 ヘンリー・キッシンジャーの格言です。


「今日の昼は、何を食べよう。」

「明日の会食は、何を着て行こう。」

選択肢が沢山あることは、必ずしも良いことではないという実感があります。


人は、1日に35,000回の決断をしているという話は有名であると思います。

意識してるいないは別として、沢山の決断をしていることに驚かされます。


決断のための時間を極力避けるべく、ある程度のことは、ルールを決めて一日を過ごすようにしております。

それでも、一日に何万回の決断をしているのだと思います。

まだまだ、ルール化が可能であることを露呈している話なのかもしれません。


ほとんどのルールは、直感に基づいて決めることにしております。

最初に決めたルールも途中で変更することもしばしばありますが。。。


「こうしたら、うまく行くだろうか。。。」

「こうしたら、周りにどう思われるのだろうか。。。」

余計なことを考慮することにより、決断するまでに、かなりの時間を要することになる。

もしかしたら、決断したくないが故に、余計なことを考慮しているのかもしれない。


「長考に好手なし」

長く考えれば良い回答が得られるわけではないが、諸々考えてしまう。

結局決断できずに、惰性で動いてしまうこともある。

その点、直感は、余計な選択肢を排除して、回答を導いてくれるような気がしている。

が、正解か否かは、未だにわかりかねている。


いずれにしても、選択肢が多いことにより、悩んでしまう。

ランチをどうするかも、着ていく服をどうするかも、自分自身で選択肢を増やし、自分自身で悩んいる。

全て、自分自身で行っていることである。


やはり、迷ったときは、「直感」に頼るようにしている。

まずは動いてみることにより、決断のために必要な要素がハッキリしてくることがある。


結果を気にしないことも、重要な要素なのではないだろうか。

「失敗したくない」という気持ちを埋めるべく、「一つでも多くの選択肢」を集めてしまうようにも思う。

一つのネガティブな事象が、別なネガティブな事象を連れてくるような感じがしている。


どのような決断をして、どのような結果に至ったとしても、その決断を「最善」のものであったと考えるように、思うようにしている。


「驚くほど明晰な心」を保つために、極力考えないようにしている。

この名言により、余計なことを考え過ぎていた自分を憂い、選択肢を増やさないよう努めて行こうと思わされた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?