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番外編 ‖ コンビニ人間と地球星人

最近のわたしと言えば
自分の好きに正直な時期だな〜と思う。

振り返れば、たまにこういう時期がある。
これはある一定期間過ぎれば終わってしまう。

だいたい恋をしてる時、誰かに夢中になってる時に、自分のことを忘れてしまっている。(ような気がする。)
そういうときは自分のことを振り返ることを忘れている。
でもそれが幸せだったりする。(振り返って気付く。)

今、自分と向き合っている気がする。
ひさしぶりに、"聴きたい"と思った音楽を聴く。誰かが作ったプレイリストではなく、自分の意思に動かされている。自分の世界に入り込む。

そしてこの歳になって(29歳)、新しく興味のあるコンテンツを見つけた。



小説を読むこと

暮らしや仕事のエッセイなどを書いている松浦弥太郎さんが好きで、本は何冊か持っていたけど、小説を読み込むようになったのは初めて。

やっぱり、元々頭で考えることは癖だし、得意だから、活字を読んで自分の頭の中で映像や風景を思い浮かべる作業は好きに決まっているのに。なぜか今までハマっていなかった。
食わず嫌い的なことだったのでしょうか?
特に衝撃を受けた、この二冊。

コンビニ人間
地球星人


どちらも村田沙耶香さんの作品。


旦那が読書好きで、横でずっと村上春樹を読んでいた。たまに、本屋で見つけた他の作家さんの本を買ってくる。これらの本はその中のひとつ。

コンビニ人間は、いろんな方がすすめていたのでついに読んでみた。

※細かいネタバレはありません


お、、おもしろすぎる、、、

こんなにスラスラと読みすすめたのはもしかしたら初めて?
コンビニ人間も、地球星人もあっという間に読み切った。

現実世界なのに空想世界、空想世界なのに現実世界。
実際自分が生きていて、生活の中で感じる違和感みたいなものを、細かく説明されているような。

私自身も普通って言葉が好きではなくて、常識やルールのようなものを破りたくなる時があるけど、でもそれがないと世界は壊れるよな?ってよく考えてた。

それを、日常にぴっちりはめているような作品です。


ニュアンスな感想すぎる。(伝わる方には伝わりそうな気がしています)

実は私もポハピピンポボピア星人に多少伝染しているのではないかと、、あ、、、いや、、何でもな、い、、、、あ、えっと、あなたは地球人ですか?



なんつって。



途中で思ったどうでもいいこと。
村田沙耶香さんは村田沙耶香さん。
村上春樹は村上春樹。
決して敬ってないわけではなくて、村上春樹がもうなんか、ひとつのジャンルになってる気がして、すごいなと思っちゃいました。



次は何読もうかな〜。

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