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目標達成に必要な3つのこと

こんにちは、竹岡佳信です

一年の計は元旦にあり

とはいうものの、

元旦に決めた目標を実現できた年は
実は、数える程しか無かった

というのが実態ではないでしょうか?

いやいや、自分は毎年、
決めたことを実現している

という方は、良いのですが、、

春にもならないうちに
目標がブレてしまったり、

そもそも、なんでこんな目標を
設定したんだろう、、
なんて考え始めたり

日常生活のルーチンワークに
飲み込まれてしまって、
結局、何も変えられない。。

という、

いつものパターンを繰り返すしかない
生き方をしている方も、

結構いらっしゃるのではないでしょうか?

実は、私もその一人だったりします。

とは言え、

年初に決めたことを
バッチリやり切ったぞ!

という年も、確かにありました。

例えば、

31歳の時、

会社を45日間休んで米国に
航空留学したことがあります。

子供の頃からの
『パイロットになる』という夢を
どうしても実現したかった。。

小学生の頃から、メガネを常用していて
裸眼視力が不足していたことから

パイロットになることは、
完全に諦めていた夢だったのですが、

自家用機の免許ならば、
メガネを使用していても大丈夫だ、
ということが、

たまたま手にした雑誌の記事に
書かれていました。

つまり、

『夢を実現する方法が分かった』
ということが、現実を動かした
最も大きな理由でした。

それに

当時は、1ドルが80円ぐらいの
超円高の時代でした。

米国でなら、国内の5分の1の費用で
ライセンスが取れるらしい、、

この情報は、私には「チャンス」にしか
思えませんでした。

もちろん、

試験は英語だし、航空管制との
通信も英語でしなければなりません。

英語は、圧倒的に苦手科目だったし、

社内の英検は、最低の成績もつかない
「評価なし」というレベルでしたが、

航空関係に限定すれば、
なんとか出来るかも

いや、なんとかするしかない

という覚悟を決めました。

一番の問題は、休暇を45日間とる
ということでした。

サラリーマンの常識に従えば、普通は、
そんなことが出来るはずもありません。

でも、、

なんとかするしかない、のですから
なんとかする、しかありません。

なので、

1月の初出勤の日、

上司の上司がご機嫌で
酔っ払っている時を見計らって

「明けまして、おめでとうございます」
「実は、飛行機のライセンスがとりたいんです・・」
なんていう話をしに行きました。

半分は、酔った勢いだったかもです。

「それは、面白そうだな・・」
という言質を引き出したうえで、

上司の上司がOKしているから
という理由で、休暇取得予定の書面に
上司のハンコをもらってしまいました。

5月の連休前後に2週間と
8月に1ヶ月間の2回に分けて
渡米したのですが、

「本当に行くのか?」
「帰ってきたら、席が無くなってるかもな」

という脅しにもめげず、

正当な休暇取得で辞めさせるなら
徹底的に戦う、と宣言して、労働組合にも、
事前了解をもらっておきました。

まぁ、簡単にいうと

なりふり構わずに
出来ることは全部やった

ということでしょうか?

背水の陣とも言える状況でしたから

まさか、渡米したけれどライセンスは
取れませんでした、とは言えません。

1〜3月は、スキマ時間を、全部使って
辞書を引きながら、英語しか書いていない
飛行理論の教科書と問題集をこなし、

会社への行き帰りの電車では
航空無線のテープを、暗記するほどに
繰り返し聞きました。

結果的に、現地のフライトスクールでは
最短の飛行時間で、最終試験まで到達し、
無事にライセンスを取得できました。

つまり、簡単にいうと

なりふり構わずに
出来ることを全部やった

ということになります。

会社の仕事も、飛行機のせいで
仕事がおろそかになっている、なんて
言われるのは許されません。

なので、

前年度よりも、実績を出せるように
あらゆる工夫をして実行しました。

そうこうするうちに、

事情を知った仕事関係の人たち全員が
応援してくれるようになりました。

なので、

まさに、応援してくれた皆さんのおかげで
会社を45日間、休ませてもらって

カリフォルニアの青い空を
自分の操縦で飛行機を飛ばし

ライセンスを無事に持ち帰ることが
できました。


目標達成で重要なことは
3つある、と思うんです。

一つ目は、
本当に本気なのか?ということ。

長期に休んだら席がなくなるぞ、と
脅されたぐらいで諦めるのなら、

それは、そんな程度の「価値」しかない
目標だったということです。

二つ目は、
出来ることを、全部やる覚悟はあるか?
ということ。

あの時、こうしておけば、など、後から
後悔するようなことしかできないのなら、

それは、やはり、自分の100%を出すほど
真剣な目標ではなかった、ということです。

なぜなら、

本当にやり切ったと思えるなら
結果にかかわらず、あの時の判断は
間違ってはいなかったと思えるはずだから。

三つ目は、
つい、応援してもらえるぐらいに
真剣に取り組んでいるのか?ということ。

滑稽なまでに真剣に取り組んでいる人に
人は思わず応援したくなります。

自分の裁量の範囲内で、少しずつでも
融通をきかせてやろう、としたくなる。

少しずつの、出来る範囲の応援が
実は、大きな力を与えてくれますし、

何よりも、自分自身に
エネルギーが満ち溢れてくるような
感覚になったりもします。

頭で考えた、誰かと同じような目標や

損得勘定の判断や
出来るか・出来ないかで考えた目標は
結局、絵に描いたモチにしかなりません。

なぜなら、

自分の『100%の本気』を使えないから。。

もし、あなたが、今年の元旦に
目標を設定したのなら、

その目標を実現するために、
目標以外の全部の優先度を下げてでも

この一年を、本当に、本気で、
その目標を実現するために使うのか?

今一度、自分の腹が決まっているかどうか
確かめてみることも、また、
大切なことなのかもしれません。


人生の経営者になる


自分のリソースは
有限かもしれない

でも

応援されるリソースは
無限にあるのかもしれない

だからこそ

本気になれる自分を
取り戻すことこそが

今、あなたには必要なこと
なのかもしれません。


また、メールします


東京の自宅オフィスより
竹岡佳信

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