もともとこうだしなぁ。

お花見もしないまま春が通り過ぎて、いつの間にか夏がやってこようとしていますね。

まだ肌寒いなぁと思っていたら急に暑くなってきたり、今はいったいどういう季節なのでしょう。

いつもよりグッと外に出ることも減り、季節の移り変わりにずいぶんと体が鈍くなってしまった気がします…。

さてさて、季節が変わってくると、SNSのアイコンも変えたくなるのは私だけでしょうか。

そんなわけで昨夜(今朝?)、なかなか寝る気が出ず、写真フォルダから夏っぽい写真を漁っておりました。ら、見つけました。夏っぽい写真ではなく、去年うつによる寝たきりから少し回復し動けるようになって、通った美容院での、怒涛のヘアカラーの変遷を。

インナーカラーではあるのですが、月イチペースでこれだけ派手にして、外出時はこれでもかとハーフアップにして出掛けておりました。

今こうして写真越しに髪の色を見ると、なんでここまで派手にした!?とビビります。(めちゃめちゃキレイに染めてもらえてますけれども!美容師さんありがとう!!)

今この色にしますか?って言われても、たぶん私は首を思いっきり横に振ると思うのです。

もうこの色にする必要はないと思っているので。

ん?

なんで、もうこの色にする必要はないって思えてるんだろう?

ひとつのことにいちいち真剣に過敏に反応するところのある私(HSP気質?)は思いました。で、時間だけはたっぷりあるので、自問しました。

そして、自答しました。

そもそも、髪色を派手にしたかったのは多分、"私"を見られるのが、とってもこわかったから

いやいや、ならそんな派手な髪色にしない方が見られなくて済むよ、と私もそう思います。

違うんです。

見られたくないのは"私"そのもの。いっそ見られるなら、"私"ではなく、髪色に視線をずらさせたかったのです。

そんなにみんな他人のことなんぞ見ていないでしょう。今なら私もそう思います。それに、仮に目が合ったところでなんなの?と。

でもその頃の私は、とにかく人の目を気にしていました。たとえば母と街を歩いていて、パニックを起こしていたのはだいたい人の目がこわくて、でした。

それで思い至ったのが、たぶん髪色を派手にするという結論だったんだと思います。いっそ髪だけ見てあとは見ないでくれ、と。謎ですね…。

もちろん(?)、それだけではなく、憧れや欲求を爆発させたいという思いもありました。仕事をしていたらなかなか出来ないことではありますものね。


…人の目への恐怖。

それは、うつ病や不安障害の症状のひとつと言えばそうなのかもしれないけれど…。もともとの気質もあると思います。もともと色んなことを気にしやすい(気にできる!という良い面も👍✨笑)特徴が、病気=脳の誤作動によって超過敏に反応しやすくなっていたのかもしれません。

もしかしたらそれだけじゃなくて、原因はもっと深いところにあるのかもしれませんが…🤔

今はそこまで考える気には、なり(なれ?)ません。笑

もともとこうだしなぁくらいにしか思わないのです。

不思議だなぁと思います。いや、なんか他人事みたいですけど。

人の目がこわかったのは、、その目にジャッジというか、品定めされているような気持ちになっていたような気もしますが…。今となってはその頃の感情がしっかりと思い出せないのが、少し残念です。

それでもきっと、この先も私は色んなことを気にしやすい気質とともに生きていくのだと思います。悲観はしていません。

以前合わなくなってしまってチェンジした前の主治医・S先生の言葉が、最近やたらちらつきます。

あなたはあなたのままでいい。

うーーーーーーん、合わなくなってしまったから癪だけど!笑 S先生、やっぱり一理ある!かも!!

合わなくなってしまったのは、私の回復ペースがS先生の予想とズレ始めてしまっていったからだと思ってます。主治医チェンジ直前の頃の診察では、S先生の言葉ひとつひとつを押し付けに感じてしまって、余計なお世話だよッと叫びたくなることが増えてしまっていました。

でもお年を召しているだけあって←、たくさんの患者さんを診てこられた分、当たり前ですが全部が全部変なことを言っていたわけではなかったのだなぁと思います。(ここまで打ってて、マジでてめぇは何様なんだよってめっちゃ私が私に思ってます。)

あなたはあなたのままでいい』…そうだよなぁ、もともとこうだしなぁ

私には、物事をどうしても白黒はっきりつけたがる思考の癖があります。

そして、世の中そんな単純じゃないことも知識としては持っているつもりでした。でもって、それがようやく、ちゃんとわかってきたような気がしています。

途中で合わなくなってしまったS先生の言葉で、たしかにいま、心の中のとってもやさしいところにあるものがあって。人の目がこわくて仕方がなかった自分の中からも、それが私だしなぁと思いながら悲観はせずに、そんな自分も受け入れて過ごし始めていて。

白黒つけようがないことは私の中にもたくさんあって。

そんな自分が、自分以外の何かに対して白黒つけようだなんて、そんなのチャンチャラおかしいやい。

私がこわかった人の目というのは、他人の目ではなく、他人というフィルターを通して見ている自分自身の目だったのかもしれません。常に、自分は正しいことをしているか?恥ずかしいことはしていないか?なーんて考えているような気がします、今も。本当に常に。

でもじゃあ、その正しさや恥ずかしさの基準を決めてるのって…?自分だよなぁ、そうだよなぁ。と。そういうことです。それでも、それも私だから。

今の主治医・I先生は、ただただ穏やかに診察を進めてくださる方で、I先生のもと、抗うつ剤と抗不安薬、ともに辞めることもできました。その話はまた別の記事で追々まとめます。


…それにしても、いつになったら安心して美容院に行けるのでしょう🥺

次の髪色は、暗め&透明感のある感じにしたいなぁと思っております💓 裾カラーなんかもかわいいかなぁ。あくまでも、おしゃれのために。

あ、派手な髪色にしたのは人の目がこわかったから…というのは、私の場合は、ですよ!シンプルにおしゃれとして素敵な派手髪にされている方のほうがずっと多数派だと思います!そして私自身は、派手な髪色にしていたことも後悔していません!キレイに、丁寧に染めていただいて、なんだかとっても救われていました。美容師さんには、改めて感謝です😌

この記事を偶然見つけて下さった方が、そこのところの誤解をなされませんように…。そんな曲解する人はいないか。笑

世の中、自分含めて難しいからな~~~。笑


それでは、また気が向いたらこちらにきます✋

それにしても、アイコン…どうしようかしら…🌴🌊🍉🍧👘🎇



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