今の私の理想のワークライフバランスを考える
こんにちは、白波です。
現在私は、株式会社TABIPPOの主催する「POOLO JOB」に参加し、旅を1つの仕事にするトラベルクリエイターになるための勉強をしています。
そんな私は、現在平日の日中は、普通の会社員をしています。POOLO JOBの課題や講義などにコミットする時間は、会社から帰ってきてから寝るまでの時間帯、休みの日を使っていました。
この3カ月を振り返り、本業とは異なる勉強を重ねて感じた、私の仕事とプライベートのバランスについての気づきや自分が仕事に何を望んでいるのかを述べていきます。
前提条件
まず、今回この話を述べるにあたり、仕事の時間、プライベートの時間はそれぞれどのような時間を指しているのかを定義しておきます。
・仕事の時間:本業+POOLO JOB
・プライベートの時間:その他の時間
上記のとおり、定義はします。ただし、睡眠時間などはプライベートの時間として考慮しません(もちろん毎日しっかり睡眠はとります)。
POOLO JOBに入るまでの私の働き方
これまで私の働き方は、年間を通して数カ月の期間でメリハリをつけて働いていました。私のいる業界は、受注をして初めて仕事がもらえる仕事。そして、発注者に当たるのは国や地方自治体などの公共になります。
それゆえに、工期(〆切)が、年度末に偏ってしまい、どうしても年末年始の休みが明けた後は、サイボーグのように働き続けなければなりません。週6勤務、20日間近く丸一日の休みをとらなかったこともありました(さすがに20連勤したときに体調崩しかけたので、一旦落ち着いたときに1日だけお休みしました)。
日々の生活も、もちろん忙しく、家に帰ってお風呂に入り何かを口に入れたら、ほぼ気絶という日々。繁忙期は大体綺麗とは言いがたい部屋が更に汚くなり、泥棒も逃げ出すのではと思うほど。そんな生活が続き、つらいと思うこともあります。
しかし、明確にやらないといけないことがあるということ、自分が出したものに対してフィードバックがあり、一つの目標に向かってより良いものを作っていくことに対しては、無茶ぶりや理不尽な扱いがなければ、基本的には受け入れられていました。
自分に経験も足らず、能力でも先輩、上司に比べて足りないものがある自覚もありました。私たちの仕事は対象の地域が変われば、同じ業務内容でもアプローチの仕方が変化することもあります。
それゆえに、何度行った作業だとしても、目に見えた正解があり、そこに向かって進めていくという感覚はありません。そのため、発注者との意識の擦り合わせ、方向性の確認を重ねながら、業務を進めていく必要があり、時間がかかってしまいます。
学生時代の就活中にも、ハードな仕事だと分かって受けていました。それこそ論文執筆のため、研究室に泊まった経験もあり、まだ対応できるなという感覚でした。
ただし、その代わりに閑散期に当たる4月以降は遊びに力を入れていました。ゴールデンウィークの大型連休や土日休みなども旅行に行ったり、趣味のダイビングに行ったりしていました。
こう振り返ってみると、仕事に対する不満は残業時間が長いとか、ワークライフバランスがとれないとかそういった部分にあるとは言えないように感じました。もちろん、無駄な残業はいらないですが、必要なもので、それによってしっかり自分の仕事が進んで成長ができるのであれば、私にはそこまでのストレスにならなかったように感じています。
もちろんこの働き方を何歳まで続けられるのかという問題はありますが、少なくとも今は受け入れられるものでした。
POOLO JOBに入る
POOLO JOBに入ってから、普段あまり会うことのないような職業の方にお話を聞ける機会がたくさんありました。
なんなら、こんなお仕事もあるんだと知らなかった職業に出会うことも。
設計職、営業、スラッシュワーカーなど本当に十人十色のお仕事、働き方があると知りました。
大学、大学院に入って、普通の就活をして、今の会社に入り、3年が過ぎました。
夢を追って入った業界ですが、仕事を進める中での理想とのギャップや、自分が働いている環境に対して少なからず不満があった私。自分の居場所を見つめなおすいい機会になりました。
海外で働いているという方や、自分とは異なる形で国際協力に携わる方からもお話を聞く機会がありました。自分がやりたい国際協力は今いる自分の会社じゃない場所でもできるんじゃないか。不満に思っている途上国の住人との距離感という問題も、別の形で国際協力に携わることによって、打破することができるのではないかと思うようになりました。
普段は閑散期として、遊び惚けていた私。今年は遊びはしましたが、いつもより控えめに遊んだ印象です。結局繁忙期を抜け出せたにもかかわらず、仕事の時間+POOLO JOBの課題に追われる時間で繁忙期と同等の忙しさに。
課題は、ほとんどが書く時間もしくは構成を練る時間でした。しかし、書くことが好きな私は、仕事の繁忙期同様、そこまで苦ではなく過ごすことができました。
この3カ月の気づき
この3カ月で、私は本業の傍ら、書くことに対して向き合ってきました。とても忙しかったし、課題を全部出し切れているわけでもありません。それでも自分の仕事が確かに意味のあることだという自負、そして一緒にやっていく人との居心地のいい環境があれば、仕事の割合が1日の半分以上を占めたとしても、納得して働くことができると思っています。
今の自分の働き方を考えると、地域に寄り添う国際協力が実現できた際には、恐らく仕事とプライベートがシームレスになっていくことと思います。
今後きっと年齢を重ねるごとに、理想のワークライフバランスは変化を遂げていくでしょう。今後来るであろう、自分の変化も時勢の変化も楽しみつつ乗りこなす。いつでもいいパフォーマンスができる自分でいられるバランスを考えながら、仕事をしていきたいと思います。
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