適応障害で休職中のあなたへ 不眠症のあなたにも 『不眠が確実に良くなる方法』
不眠症だった私が出会ったもの
私は適応障害とわかる数か月前から眠れなくなっていました。どんなに疲れていても2,3時間しか眠れず、その眠りもかなり浅いものでした。人間ってこんなに寝なくても生きていられるんだと思ったぐらい。
でも、体調はどんどん悪くなりました。
心療内科で睡眠導入剤をもらうようになり、よく眠れた翌日。眠れるとこんなに違うのかと驚き。そこから、眠ることに全力を注ぎました。
そんな時に出会ったのが、朝散歩です。
少しでも良くなりたいと色々調べた結果、精神科医の本に出会い、朝散歩がいいと知りました。
すぐにやってみました。すると、本当に不眠症が改善したのです。
不眠症が良くなっていくと同時に、気持ちも明るくなり、バランスの取れた考え方ができるようになりました。それを実感できることが本当に嬉しかったことを覚えています。
もちろん、今日歩いて、今夜治るわけではありません。回復は徐々にですが、確実に良くなります。
即効性としては、その日一日気分が良くなります。
なので、時間がかかるの?と思わず、すぐに試して頂きたいと思います。
朝散歩の効果
朝散歩にはこんな効果があります。
・セロトニンが活性化される。
・体内時計をリセットし、メラトニンが生成される
・運動をすることにより血行が良くなる
・ビタミンDが生成される
その中でも、1つ目と2つ目が不眠症に効くと考えます。
セロトニンが活性化される
セロトニンとは、脳内の神経伝達物質の一つで、精神を安定させ、意欲的な気持になったり、脳を活性化させることがわかっています。
セロトニンはリズミカルな運動によって、活性化されるホルモン。活性化すると、清々しい気分になり、意欲がアップすると言われています。
体内時計をリセットし、メラトニンが生成される
体内時計をリセットし、メラトニンが生成される人間の体内時計は24時間10分前後。何もしないと毎日少しずつ体内時計は崩れていきます。
体内時計をリセットするには、太陽の光を5分以上浴びること。朝散歩で体内時計がリセットされ、夜に眠気がやってくるのです。
体内時計を管理するホルモンはメラトニン。これはセロトニンから作られます。また、メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれています。朝、光が目に入ってから14~16時間後に分泌され、自然な眠りを促す働きをします。
朝散歩のやり方
それでは、朝散歩の具体的なやり方をご説明します。
やり方のポイント
・朝10時までにする
・起床後1時間以内に、15~30分歩く
(不眠症がひどい人は30分歩きましょう)
・リズムを意識して、ワン・ツー・ワン・ツーと歩く
・朝散歩後に朝食を食べる
注意点
・朝、起きてから1時間以内に行う。もし、3時間以上経ってしまったなら、昼や夜の散歩とする
・サングラスをかけない
こちらのホームページも参考にしてください。
(樺沢紫苑、『精神科医が「絶対にやるべきだ」と断言する朝のベスト習慣』DIAMOND online )
私もこれを始めてから睡眠がよくなったという実感があります。まずは1週間に1回から始めましょう。できたら、1週間に2回など増やしていきましょう。効果を実感できるはずです。
まとめ
朝散歩をすると、睡眠の効果を実感するだけでなく、気分がとても良くなります。一日を良い形でスタートすることで、充実感を味わう。気持ちが前向きになれます。良いスタート、良いフィニッシュを心がけましょう。
私の体験では、不眠症だけでなく、気分もよくなり、生活全体のサイクルが良くなる印象がありました。
復職して元気になった今でも、不眠になったり、メンタル状態が悪いと感じたら、ここに立ち戻ることにしています。
かなり効果があると感じているので、不眠症・憂鬱な気分が続いていて悩んでいる方には強くおすすめ。是非、やってみてください。心のバランスの取れた毎日を手に入れましょう。
【参考図書】
樺沢紫苑(2020)『精神科医が教える ストレスフリー超大全』 ダイヤモンド社
※私の著書はこちらです↓
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