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今日の考え事 [ オバさん考 / 効率 / 無駄 / 開き直り]

今日は午後から例の叔母宅で法事の予定だったため、午前中は掃除をしたり、ごはん作ったり。
気づいたら出かける1時間前で、ちょうど昼食をとる直前。あと一時間でご飯食べ終わって、着替えと化粧とご飯の後片付けと、娘の支度をしなければならない。焦る。

ここはオバさん、段取り力のみせどころ。
なんとか全てこなし、予定時間の10分後、いざ出立となり候。

どんなにはやめに支度を始めても、何故かいつでも5〜10分遅れてしまうので、最近は主人もうまい具合にそれに合わせてくるようになった気がする。(それで良いのか、我が家?)


段取りに次ぐ段取りをしながら、ふと効率について考える。
いつぞやオバさんに大人気番組『あさイチ』で”家事にプログラミングを取り入れる”的な特集があったっけ。
家事にかかる手数を全て抽出し、最短ルートに組み直して家事を行うことで効率化をはかる、といった内容だったような。

正直、「そんな七面倒臭いことをオバサンたちがやると思うのかね?」というのが私の感想。
何度もやってるうちに手が早くなる。
経験の数、それこそが時短術。
これが真のオバさんたるものなんじゃあなかったか。


とはいえ、最近はやたら効率や無駄のないことが求められるようになってきた。
効率的でないと怒られる気さえしてしまう。
非効率な時間の過ごし方をしてしまうと、自己嫌悪になったりする。
ダラダラとインスタ眺めたり、ネットニュースで芸能ゴシップを深追いしてしまったりすると、「あああまたなんの役にも立たない情報に時間を盗られてしまったあああ」という具合に。

だいたい、水・木曜辺りにこうなりがちな気がする。いや、もっとダナ。


そういうわけで、なにかにつけ効率を考えて生活しているわけだが、私、気づいてしまったのである。

私のアタマごときが考え出した効率なぞ、大して効率的ではないことに。
(ががーーん)


そういうことなら。
ここぞとばかりに開き直ろうではないか。

この前だって。無駄にインスタサーフィンしていて得た知識
松浦弥太郎さんがグラノーラ作ってる

この情報、なんの役にも立たないと思った方、侮るなかれ。これを雑談で友人に披露したことにより、「教えてくれてありがとう」と私の話を聴いて取り寄せた松浦弥太郎さんのグラノーラをおすそわけしてくれたのである。

なんてこった。喋っただけで、そのモノが手に入る時代になったのか。
(ただ友人が優しかっただけ。)


要するに。

無駄だと思うことも、いつか役に立つかもしれないし、逆に役に立つと思うことも、いつか無駄になるかもしれない、ということ

人間の思考には限界があるし、環境だってどんどん変化していく。
まして時空を超えることはできないのだから、現時点で効率的か、無駄が無いか考えすぎるのはナンセンスなんじゃないか。


と、ここで注意したいのは、これはあくまでも能動的な場合においてのみ言える、ということ。

他人に強いられる無駄や非効率は、ホント、神経すり減っていっちゃうんでダメ。
心当たりのある人沢山いると思うけど。


逆に、無駄をやらされてると思うから辛いのであって、能動的に無駄を捉え直してみると楽しみになることだってあるはず

チャンネル権が子供にあるせいで、〇〇戦隊とか、美少女変身系のアニメばかりがテレビで流れている(あの辛かった)時間も、「よっしゃ、こうなったら全キャラ覚えたろうやないかい」といった心持ちになったとたん、がぜん面白くなってくる、とかなんとか。ごにょごにょ。

早速、明日の朝のプリキュアタイムで試してみようかな。


さて。夫が運転してくれ、娘はお昼寝してくれたおかげで、これを書くことができたわけだが、そろそろ叔母の家に到着するのでこの辺で終わりに。

読んでくださった方、ありがとうございました。

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