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いまあなたに伝えたいこと


私は、子宮頸がんワクチン後遺症患者の一人です。
高校生の時に接種し、徐々に体調がおかしくなっていきました。
接種前に起立性調節障害と診断されていたので、体調不良はそのせいだろうと医師からは言われていましたが、ある日痙攣発作と低体温を起こし、救急車で運ばれました。
その日から今日まで11年間、毎日のように痙攣発作を起こすようになり、やがて硬直発作にも悩まされることになりました。

2年前に今の医師に巡り合い、ようやくワクチン後遺症であることを認めていただきました。それと同時に、スティッフパーソン症候群、重症筋無力症であると診断されました。
スティッフパーソン症候群は100万人に1人か2人の希少難病、重症筋無力症も国の指定難病。約10年間「心因性」と言われていたものは、私の命を脅かすものだったのです。


ようやく病名がわかり治療が始まりましたが、回復までの道のりは今も終わりが見えていません。
現在は2ヶ月に1回、首にカテーテルを挿れて、血液浄化療法を繰り返しています。
効果のある治療法ですが、常に感染症と隣り合わせであり、命懸けで治療を行っているといっても、過言ではないはずです。

治療はしていても、病状は進行しています。
痙攣や硬直だけでなく、固形物が食べられない、24時間酸素吸入をしていないと呼吸が苦しくなるなど、数々の症状と闘う毎日です。
発作や痛みを止めるために、毎日飲む薬の数は20錠を超えます。
接種から12年。今も私の身体は蝕まれ続けています。



病気になって身体の自由を奪われた今の人生の中にも、数えきれないほどのきらめきがあります。
主治医の先生をはじめとした医療関係者、家族や友人に恵まれました。
でもやはり。
身体の自由というのは神様からの贈り物です。
これから生まれてくる子どもたちに、このような思いは誰一人としてさせたくありません。

ワクチンというものは、本来命を守るべくして開発されたものです。
ワクチンで助かった方もたくさんいらっしゃることでしょう。
ワクチンを打てずに苦しんでいる方が世界にたくさんいらっしゃることも事実です。
でも、ワクチンには「こんなリスクもあるんだな」ということを考えた上で接種されることをおすすめします。



個人的な体験談になりますが、もし参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
一人でも多くの方に届くことを願って……

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