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【読書】生きるコント/大宮エリー

東大薬学部在学中、運命を感じて、突然、リオのカーニバルに旅立った著者。到着した現地では、なぜか黄色いビキニ姿で街中の人々に笑われながら、危険なダウンタウンを走りまわることに……。その日から人生が一変、数十匹のアライグマに襲われたり、免許もないのにピンクのポルシェを貰うはめになったり、競技用自転車を衝動買いして車に轢かれたり……。毎日、真面目に生きているつもりなのに、すべてがコントになってしまう人生。でも、そこには、他人を元気にする不思議な魅力がつまっている。吉本芸人もビックリ、爆笑必至! 天然系笑いの女王の真髄をお楽しみあれ。

Amazon あらすじより引用

エッセイを読むことになんとなく憧れていた。
〇〇さんのエッセイが好きで…なんて言えたら大人っぽくてかっこいい!
でも、何冊か読んでみたところ何故かしっくりこない。
エッセイを読むと癒されると思い込んでいたけど
逆にモヤモヤするんですけど。私には会ってないのかなぁ。
そんなふうに思っていたときに手に取った1冊でした。

読んでみようと思ったきっかけは
「5冊だけの本屋」という選書サービス(現在は休止中)ですすめてもらったからです。
どのエピソードも2〜4ページ程度でちょこっと空いた時間にも読みやすく、しかもクスリと笑えるものばかり。
狙って笑いをとりに行くわけじゃなく、至って真面目なのが良かったです。

そもそも自分が苦手だなと感じたエッセイは
文句や批判が目立つものだったんだなと気付きました。
「ありのままの自分」というと聞こえはいいですが、自分以外の人の考えをおかしい、信じられない、嘆かわしいと語るばかりなのはなんだかなぁ…と思ってしまうのです。

そもそもエッセイとは何かって調べてみたら
自由な形式で意見や感想を書くものらしいので
どんなふうに書いてもいいんですけどね!

2もあるのでまた読んでみようと思います。

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