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自己紹介【マイペースな私が仕事大好きになるまでの話・後編】

小林ゆかりです。山梨県でデザイナーをしています。仕事大好きです。
自己紹介で自分語りが長くなりすぎて、前編の学生時代の続きから まさかの後編です。。。

経歴【会社員時代】
20歳の時 地元の企業で観光物産(おみやげ)企画デザインの仕事につくことができました。山梨にありながら北海道から沖縄までのおみやげを企画する仕事です。
ご当地のおみやげだけでなく、サービスエリアや遊園地で売るなんとも分類しにくい雑貨もたくさん作っていました。

入社当初の私といえば悪い意味で『ゆるふわマイペース』な感じで、営業部からは『あいつは3ヶ月もたない』と言われていました。(のちに先輩から聞かされる。)

この企業は 新卒で経験がなくても商品作りを0ベースから発売まで一人のデザイン担当がやりきるというスタイルを守らせました。
【0ベースから発売まで】というのは、つまり発案した企画が採用となった場合 デザインはもちろん、メーカーの選定・見積もり・原価計算・発注業務・生産と出荷管理・店舗コーディネート・カタログデザイン・POPデザイン・発売されてからの売れ行き調査まで一人で行うのがルールでした。
また作るものも『なんでも来い!』状態で、食品から文具、ぬいぐるみ、貴金属や和雑貨まで あらゆる商品を手がけました。

幼い頃から絵と物作りが得意というだけで 特に趣味もなかった私は、先輩方の予想を裏切り、このやること満載な日々に完全にどハマりしました。
自分のキャラグッズがコーナー展開されたり、企画した商品が何万個も売り上げを立てたり、もう本当に過酷と嬉しいの合わせ技で『趣味は仕事です』なんて生意気なことを言い出す始末でした。
年を追うごとに、経験を積むごとに会社のことが好きになり、会社の利益を上げる商品を作ることを日々考えていました。
忙しくてもうやめたいと思うこともありましたが、その度『こんな楽しい仕事、他ではできない』という思いに駆られ思いとどまるのでした。
10年弱の勤務でおそらく1500アイテムほどを世に送り出しました。

退社へ
そんなふうにばたばたと楽しくも忙しい日々を送る中で、私はそれまでの人生で一番の大業を果たていました。出産です。
ですが息子を授かってもなお、仕事の責任とやりがいは上がるばかり。完全にワーカホリック状態。
毎日のように11時帰宅、休日は疲労困憊、、、ふと我にかえると 母親として機能できていないのを認めざるをえませんでした。
保育園と家族の存在があってギリギリ成り立っている生活でした。
息子が5歳になった頃、このままでは子育てを自分以外に任せたまま時が過ぎてしまうと思い立ち 会社を辞めることを決意するに至りました。

個人事業主へ
退職後まったくもって自分で仕事をすることを考えていなかったのですが、たまたま『会社辞めたならうちの商品手伝って』とお声かけ頂いたのをきっかけに、自宅でデザインの仕事を始めました。
商品への携わり方は違ったものの、結局すぐに商品作りの仕事に舞い戻りました。在宅で息子のことを傍らに見ながら働くことが叶い、私はこの道を走り続けていくことを決めました!
やるからには本気だということを周りに示したくてすぐに『開業届』を提出。個人事業主となったのでした。

それからそれから
開業届が受理されてから丸9年が経ち、ニコデザインは10年目を迎えます。
ゆるふわマイペースだった頃から19年目です。相変わらずますます仕事好きです。
ずいぶん長く物作りの仕事を続けてきました。でもまだできないこともやりたいことも満載です!
まだまだこれからの自分に期待しています!

自分語りすごく長くなってしまいました。。。
これからはデザインや商品作りについて、仕事の心構えや素晴らしすぎる仲間たちのことなど!書いていけたらと思います。

長文読んでいただきありがとうございました*

ではまた

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