建築と情報の交わるシンギュラリティ:豊田 啓介

建築と情報の交わるシンギュラリティ:豊田 啓介

豊田 啓介さんの建築情報学会キックオフ準備会は今日!

http://10plus1.jp/information/2019/01/archinfo-kickoff06.php

もちろん以下のビデオは事前必修です!

SENSORS|豊田啓介( コンピューテーショナル・デザイン 1,2/3)
https://youtu.be/lmn2B_dStNY
https://youtu.be/p8EXjstAGpI

すごく面白すぎたので、2の方の素敵な発言をまとめてみました。予習のために。

※正確な引用ではないので[]で示す
豊田さん
[高度成長、日本のものづくり力で世界一。情報側に世界が振れて、グーグルなどが席巻した。
でもどうも情報だけでは世界は幸せになれなくて、少しモノ側に戻ったAmazonとかが出てきて、
今度UberとかAirBnBみたいに既存の都市の物質領域を情報として扱う連中が出てきて…
さらに、っていうんで、
既存の都市を複合的に扱えるプラットフォーマーみたいなものが第5世代で出てくるとすると…
多分そこはまだ誰も居なくて、みんなそこに行きたい。
でも彼らは物質を扱うノウハウを持ってない。
モノが扱えるっていう価値が今劇的に高まってるはずなのに、(高度成長期に活躍した日本の企業)ココのものづくり企業群が、情報プラットフォームとの共通言語を作らないから、宝の持ち腐れになっている構図がすごいある気がする。]
[それをうまく万博を通して、日本型のオープンなプラットフォームとしてのスマートシティ、こう作れた、と示したい。]

[間違うのを怖がる感じが社会に多すぎる。自分の土俵の外で自分が自信を持って言えない。企業にしても個人にしても。出て行くより確実に勝てる土俵で勝負し続けよう、みたいなのがあるから、外に出て失敗することの価値を積極的に取りに行くっていう感じが出来ないですよね。それは勿体無い。]

[日本にグーグル、アリババがいない中で、情報と物質社会をどう繋ぐのか。いくつかを束ねてスマートシティ的なものをするなら万博みたいな機会を使うしかない。]

[万博は実証実験機会。パビリオンの裏でそれを活用しないのは勿体無い。]

落合さん
[純粋主義者からの批判はどうか?]
豊田さん
[頼んでもない仕事もしてない人が俺を倒してから行けみたいに仁王立ちしている人が色んなところに立っている(笑)説得する必然性はないので、違う方向へ歩いて行くだけだが。

[安藤建築事務所というザ・20世紀建築の大御所の所でやっていたので、手で定規で描いていた。アレもやれるんだぜと言えるから、(まわりが)あんまり言いにくいという立場ではある。
そっちもやれた上で、これやってるからねというのを上手く使わないと、ちょっと時代は変わらないかなというね。俺も三角定規持ってるんで、って言えば誰も…(文句は言わない)。]

落合さん
[建築が超高速化すると、YouTuberみたいなアーティストが色んなところに出てくる。メディアアートでも同じような事があったが、大きな木が倒れて、あっちでアートをやめたぞー。じゃあ俺地方でアートフェスやるわ。みたいな。こういうのと同じようになるのではないか。]

豊田さん
[VR建築フェスみたいなのが既にある。まだ第一回だけど。重力から解放されたら?みたいなシミュレーションも出来て面白い。評価軸も色々できるから、そこで育つものもあるだろう。
他方でそこで出来たコモングラウンドがなければAIが分析した世界と接続するには、彼らのような人材が必要になる。
そういう人達がどんどん育つ時代になるのだろうと思う。]

落合さん
[マインクラフトとかもメッチャみんな建築してる。建てまくってる。]
齋藤さん
[今までの建築家はブロックを積むのは出来るが、レッドストーンは絶対使えない。]
豊田さん
[建築界でもソフトウエアに牛耳られちゃう、ソフトウエアを超えられないじゃないかというけどそれは違う。出来ない事はソフトを繋いでプログラムを書いて自分で作ってやる。見える範囲だけで、そのソフトで出来ない事をもって全否定はもったいないと思う。]

1ではゲームや、全体最適化と個別最適化というメタAI的な話題をされていたので、いつかまとめたいトコロ!

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AIテクニカルゲームデザイナー。メタAI(ゲームAI)研究者。 所属➡「水野 メタ」で検索。仕事➡AI技術とゲームデザインをつなぐ。 最近は、分析美学や環世界などにも興味が強いです。 Twitterも宜しく!