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糖質制限で減量!?

歳を取ると太りやすくなるのはなぜでしょうか??

人は寝ている時も、生命を維持するためにエネルギーを消費しています。基礎代謝といって 生きていくために必要最小限のエネルギーです。基礎代謝量は40代を境に急激に落ちていきます。つまり、若い時と同じような食生活をしていれば、太ってしまうわけです。

肥満を改善するには、 摂取エネルギーを減らし、消費エネルギーを増やすというカロリー制限にフォーカスしたダイエット方法が主流でした。低カロリーの食事で摂取エネルギーを減らし、運動によって筋肉量 を増やして基礎代謝を上げ、消費カロリーを増やすという方法です。

しかし、最近では、アメリカや欧米でもブームとなった地中海式ダイエットをはじめ、糖質を制限するダイエット法が注目を浴びています。
糖質を制限することで血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌を抑えて太りにくくする という考え方です。
糖質を摂取すると血糖値が上がり、インスリンが分泌されて筋肉や肝臓に血糖を取り込ませて血糖を下げます。
しかし、取り込みきれなかった余分な血糖は脂肪となってしまいます 。
なので、糖質を制限することで血糖値をコントロールして、太らないようにしよう という方法です。

また、糖質制限は血糖値の上昇を抑えるほか、体内の糖質が不足することで、蓄積されていた脂肪が分解されるという効果もあります。

では、次に糖質を制展するには具体的にほどんな食事をすればよいか考えてみます。

まずは、糖質の多いお米やパン、麺などの主食の量を減らすこと。 ご飯の量をお茶碗の八分目や七分目に減らしたり、 食パンも 6枚切りわ8枚切りに変えたり、 あるいは

夕食だけ抜きにするという方法もあります。 そして、砂糖を使ったお菓子などの間食を控える、糖分の多い清潔飲料水や糖質の多い缶コーヒーなどを飲まないなどは徹底してたいです。甘いものが欲しい場合は、食後すぐに無糖ヨーグルトに糖分の少ないフルーツをトッピングしたものなどを受るとよいでしょう。 血糖値を抑えるためには、食べる順香や食べ合わせも重奏になってきます。 最初は、「ベジタブルファースト」、つまり消化吸収されにくい食物繊維が豊富な野菜から食べ始めます。次に消化に時間がかかる内や魚などのタンパク質、最後にご飯など糖質を多く含むものにします。糖質を最後に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになる効果があるのです。ぜひとも、野菜→主菜→主食という順番を守ってください。

野菜でも根菜やイモ類は糖質が多いので、 食べる量を調節しましょう。糖質が少ないのは、葉物野菜、肉類、 魚介類、大豆製品、キノコ類、 卵などで。また、 食べ合わせも大事で、 糖質を脂質やタンパク質と一緒に摂ると血糖値の上昇を抑えられることが最近の研究で分かってきています。。パンだけで食べるより、バターやオイルを塗ったほうが、血糖値はあがりにくくなります。つまり、白飯よりもチャーハンや卵かけご飯が良いということになります。

アルコールに関しては、日本酒やビールは糖質が多いので避けたほうがよいでしょう。焼酎やウイスキー、ブランデー、 ウォッカなどの蒸留酒は糖質ゼロなのでOKです。

糖質制限のメリットは、面倒なカロリー計算をしないですむこと、肉や魚などのタンパク質をがまんしなくても良いことです。ただし、糖質は人間にとって必要な栄養素ですから、極端に減らしてしまうと無気力や倦怠感、眠気などの症状が出てきてしまいます。

まずは極端に減らさず、日常生活の中で無理せずに持続することがポイントになってきます。

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