子どもの「好きなこと」を見つける

お世話になっている、ある女性。天気の話から子どものことや趣味の話など、あっという間に時間が過ぎてしまうくらい楽しい時間を過ごしており、彼女に会える日がいつも待ち遠しいくらいです。

でも、あの日だけは何だかいつもと雰囲気が違っていました。

「子供の進路で悩んでいて・・」と。

特に私からお子さんのことについて聞いた訳ではないのですが、突然声が小さくなり、心配そうな声でポツリポツリと語られました。

「特に何がしたいとか得意なこととか何にもなくて・・。」

本当にそうだろうか？どんなに些細なことでも、好きなことや興味のある事は必ずあるはず。

そう思いながら聞いていくと、お子さんのことを本当によく見ていて、こんなにもよく知っているのね！と思うくらい「好きなこと」がたくさん出てきました。

親としては心配ですよね。この大切な時期に・・という焦りもあるでしょう。進む方向を決めたくなる気持ちになるかも知れません。

でも彼女は、自分（親）とお子さんの人生は違うということに既に気づいていました。

自分の好きなことから、どんな職業があるのかが分かる。以前、私が読んだ本でオススメしたいものがあったので、紹介して帰りました。お子さん自身が、自分が就きたい職業を自分で決められるといいなぁと思いながら・・・。

村上龍さんが書かれた「13歳のハローワーク」。大人が読んでも面白く、本当に勉強になります。

https://www.13hw.com/about/book.html　<13歳のハローワーク公式サイト>