上月佑時

神や仏、非科学的なものは一切信じない人間でした。今までは。

上月佑時

神や仏、非科学的なものは一切信じない人間でした。今までは。

最近の記事

北枕ホテルで、何かしらと過ごした話

先日、九州に行く用事があった。 旅程は金曜日~日曜日までだったが、金曜日は仕事である。 土曜日の朝から、大分県宇佐市にある、聖地的な山に登るという。 そうなると、金曜日仕事を終えてそのまま大分まで車で行き、ホテルに泊まって朝合流すれば山には行けるな…。 そんな算段で、業務終了後、車を走らせた。 大分のビジネスホテルまでは大体330キロだった。 家から京都までとほぼ同じ長さである。 京都には毎月のように行っていたので、逆走する感覚で新鮮だ。 山口県の後半に差し掛か

    • 凶よりまし

      今日は近所の神社にお参りに行った。 初詣でもない。今年二回目だな。 玄関に付けていたしめ飾りを外して持って行った。 この時期の神社に持って行けば、お焚き上げしてもらえるからだ。 先週は異常に人が多く、そそくさと挨拶だけして帰ったのだが、 今日は境内には誰もいない。 ゆったりした気持で二拝二拍手。 ご挨拶して、一拝。 氏神は最もつながりやすい神様らしいけど、 あまり繋がった感覚を得たことはない。 いつもの雰囲気、という感じだ。 嫌われているわけではない。と思いたい。

      • ヘビークレーマー対策と、氏神参拝

        これは、クレーム対応の仕事をしていた頃の話だ。 クレーム対応がメインの仕事、という訳ではなかったが、 お金を払ってくれないお客さんのところへ行って、 お金を払ってもらう。 雑に言うとそんな仕事をしていたことがあった。 顧客にサービスを提供して、対価を得る。 大体の仕事はそういう流れになっていると思うのだが、 対価を支払わない人が一定数いる。 根本的な理由は請求漏れだったりするのだが、 話がこじれていて、もう何年も支払が滞っているお客さんがいた。 会えば罵声を浴びせら

        • 龍の背に乗るという、とにかく怪しい企画に参加した話

          日本には多くの神社があるが、初詣に行くか、旅行先に観光スポット的にあったらついでにお参りする。くらいのものではないだろうか。 昔の人は、火山や雷、台風などの自然災害になすすべがなかった。 これらの強大な自然の力を神と呼び、崇拝していた。 アニミズム信仰ってやつだな。 実際、神などいないのに。まぁ文明度の低い昔の話だから仕方ないよなぁ。 などと思っていた。 そんな俺が、今や休日になると神社仏閣に通い、自室には神棚を設置して 毎朝お祀りしているという、当時からでは考えられ

        北枕ホテルで、何かしらと過ごした話

          見えない力、そんなものはない。と思っていた。

          これまで普通の人生を生きてきて、 見えない力なんてものは、ない。と思ってきた。 超能力はトリックや手品を使っている。 占いは誰にでも当てはまることを言って、当たれば占い師の手柄、 外れれば行いが悪いからとか逃げ道を作っている。 霊能力など論外で、ないものをあると断言している心が壊れている人。 あらゆる宗教は、誰も経験して帰ってくることが出来ない死後の世界を、 証明できないのをいいことに、さも現実にあるように語る詐欺集団。 そんな風に思っていた。 俺はそんなものには騙されな

          見えない力、そんなものはない。と思っていた。