生きてて欲しいと願うこと。
自分の人生なんてものは常に不幸がついて回って当たり前だと思っている。見た目も中身も人並み以下で、産まれも悪く、非才なうえに、大の努力嫌いに出来てるんだから、それは仕方とないことだと半ば諦めている。
なんだか偉そうに己が運命を諦観した様に「諦めている」と語ってはいるものの、実際に不幸が訪れた際は、人並外れた打たれ弱さと、自分の無能を棚に上げた被害者意識の塊みたいな私は、もう精一杯に打ちのめされて、そろそろ中年に差し掛かろうとするにも関わらず、まるで幼児の如く傷つき、のたうちま