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目標はあるのに行動できない人へ 岩瀬コラム40

行動できないのは目標の立て方に問題があるかも

みなさんは自分自身が達成したい目標は何かありますか?
また、その目標に対して努力を継続できていますか?

目標はあるのに実際に行動に移せず、もどかしい思いをされている方もいるのではないでしょうか。
こんなことを言う私自身も、まだまだ目標に対して行動できなくなる時があります、、、


そのような時は大抵、自分の目標の立て方に問題があることが多いです。

例えば、私は理学療法士、スポーツトレーナーとして働いている中で、
「痛みや不調で悩む方々の問題を解決する」
「選手がピッチで100%のパフォーマンスを発揮できるようにサポートする」
「世界で活躍するアスリートを輩出する」
などの目標があります。

しかし、このような目標だけでは上手くいかないことが多いです。

なぜなら、この目標は「結果」にフォーカスされており、具体的に何をするべきかが明確になっていないからです。


結果目標と行動目標

目標設定は「結果目標」と「行動目標」という2つにわけられます。
この2つには、お互いにメリット・デメリットがあります。

まず「結果目標」とは、上述したような「結果」にフォーカスした目標になります。
他にも
・1ヶ月後の大会に優勝する
・来年は年収〇〇万円稼ぐ
・3ヶ月後に体重5kg痩せる
など、わかりやすく数値や結果などで目標が達成したかどうかが判断できます。

この結果目標のメリットは、できたできないが明確なため、マンネリ化を防いだり、緊張感を持たせることができます。
反対にデメリットは、失敗に対してストレスや不安を感じやすく、それによって行動が止まってしまうことや具体的な行動が明確でないことなどがあります。

次に「行動目標」は具体的に何をするかという「行動」にフォーカスした目標になります。
・朝1時間早起きしてトレーニングする
・1日1回はSNSで情報発信をする
・毎日30分歩く
など、実際に行動できていれば目標は達成になります。

行動目標のメリットは、周りの結果に左右されることはないので、失敗や不安など感じにくく継続しやすいことなどがあります。
反対にデメリットは、マンネリ化しやすいこと、定点観測しないと方向性を間違えている場合に気づけないことなどがあります。


このような特徴があるので、結果目標と行動目標を組み合わせることで、お互いのメリットを活かせるようにしたいですね。


実際に行動してみる

結果目標は立てているのに実際に行動に移せていない人は、まずはしっかりと行動目標を立ててみましょう。

この行動目標は、確実に達成できそうな負荷設定が大事です。
私の経験上、行動目標が達成できないと、自己否定のループにハマってしまうので注意してください。


持続可能な行動目標を立て、それが結果目標に近づけているのか、あるいは達成できているかを定期的に振り返るようにします。

振り返る頻度は、目標の内容や期限にもよりますが、だいたい1ヶ月前後で設定していくと良いと思います。
そこで、次の1ヶ月の行動目標を軌道修正する作業の繰り返しが大切です。

私の経験上、行動目標は本当にマンネリ化しやすく、結果目標に対してどうかを定期的に見直す機会がないと変化や成長が停滞してしまいます。


このようなことに注意は必要ですが、まずはしっかりと「行動する」ことが重要です。

行動なくして結果はついてきません。

あなたが手に入れたい目標や目的、志に対して、具体的にどう行動していきますか?

ちなみに私は、

具体的に行動目標を立てて前に進んでいきましょう。


お読みいただきありがとうございました。


岩瀬勝覚
理学療法士
JARTA認定講師/認定スポーツトレーナー

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