【開催報告】地域を元気にするオリジナルのプロジェクトをつくろう!|学生地域デザイナー2022
みなと交流館では、”地域を元気にするオリジナルプロジェクト”をつくる「学生地域デザイナー」を8/7・8(日・月)の2日間、開催しました。
この「学生地域デザイナー」は、5年前から行っている学生向けプログラムで、今年度はインプットに比重を寄せた内容となっています。
2日間を通じて、愛媛県八幡浜市にある資源・課題を知り、 それを活かしたプロジェクト案をつくっていきます。
地域資源 ・ 課題の探し方、解決策の検討、 プロジェクトの考案の方法が学べることはもちろん、 八幡浜の人 ・まちの魅力に気づき、 今よりも 「もっとまちが好き」になることを目指しています。
2日間の様子、それを通じて生まれたプロジェクト案をご紹介いたします。
コーディネーター:前田眞 氏(愛媛大学 社会連携機構 教授)
1日目
テーマ1:八幡浜の地域資源・課題の探し方
まず、前田氏から、地域資源とは何か、またそれを活用したまちづくりのプロセスをレクチャーしていただきました。
その上で、八幡浜の観光資源を例に出し、
その内容を整理・分類し、ストーリー作りをしていきます。
想像力を膨らませながら、「○○○できないか」「〇〇コースはできないか」といろいろなアイデアを出し合うことがコツです。
このようにすることで、地域資源を活用したイベントやプロジェクト、体験などをつくることができました。
テーマ2:八幡浜の地域資源・課題の抽出と解決先の検討
次に参加者は、次のワークシートを使用し、地域資源の4タイプ/4区分で、それぞれが考える地域資源を出し合いました。
レクチャー:エールラボえひめを使った探し方や課題解決の方法
次に、愛媛県が提供している官民共創デジタルプラットフォーム「エールラボえひめ」の紹介と地域資源を活用したコミュニティやプロジェクトの作り方を解説しました。
エールラボえひめとは…
地域資源を使ったプロジェクトのアイデアを集めるためにコミュニティを起ち上げていく方法や、実働するメンバーを集めるためのプロジェクトを起ち上げて行く方法など、いろいろなパターンの活用方法をレクチャーしました。
2日目
テーマ3:地域資源を活用した事例紹介
事例紹介者2名をお迎えし、様々なフィールドでの活動内容、大切にしている考え方などを伺いました。
事例紹介者1
大島未来商店&元・八幡浜市地域おこし協力隊
乗松 稔明さん
大島の地域資源を活用したメニュー開発やグッズ制作、オンラインストア開設などの取り組みについてご紹介いただきました。
また、「大島を未来へ残し続けるために」向けた、乘松さんの思いもお聞かせいただきました。
事例紹介者1
「きずな博」の総合プロデューサー
宮本 倫明 さん
宮本さんからは、関わってきた博覧会や地域プロジェクトの内容、また地域に入って住民のみなさんと協働するときのコツなどについて教えていただきました。
また、現在開催中の「きずな博」のコンセプト・全体設計などについても詳細にお聞かせいただき、従来とは違う新しい博覧会のカタチを知ることができました。
テーマ4:地域資源を活用したプロジェクト案作成
2日間を通じて、学んだことやその過程で生まれたアイデアを活用した「プロジェクト案」を各自作りました。
次のワークシートを使用し、完全なプロジェクト案ではなく、「〜できたらいいな」を「〜プロジェクト」に変換し、1人がいくつもの案を出しました。
その後、作ったプロジェクト案を、参加者全員で発表をしました。
たくさんのプロジェクト案が生まれました。
実行は必須にしてはいませんが、小さく始めてもらえるよう、みなと交流館では支援を行います。
1.エールラボえひめでコミュニティ・プロジェクトを作ってみる
2.事業計画に書き換えて、「八幡浜ビジコン」に応募する
3.みなと交流館に、具体的な進め方を相談する
など、様々な「やりたい」を叶えていきませんか?
中身の濃い2日間となりました。
次回は、どんなアイデア・プロジェクト案が生まれるのか、とても楽しみです。
▶チラシはこちらからダウンロード
https://bit.ly/3Pk8zmA
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