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不登校になるという選択

私は中学時代に学校に通うことが苦しかった。
学校内で心傷つけられる出来事が立て続けに起きた。
でも、誰にも相談できなくて
自分を出せなかった結果、起立性調節障害という病気になった。

「なんだ、大した病気じゃないんだ」

病名を聞いた時、心の持ちようっていう感じだったから
治る病気なんだ、学校に行けなくなるわけじゃないんだって。

必死に病と闘う人が大勢いるのに、恵まれているのに。
そう思ってしまった。

学校に通うのが当たり前という束縛から逃げることが出来なかった。

それでも、心の持ちようと思っていた病気も
周りに顔色を心配してもらえるほどキツいものだった。

それでも週に1度でも学校に通っていた。
毎日色々な症状に悩まされ、学校に行けない自分に苦しみ
泣きながら寝る毎日。

数カ月経ち、やっと覚悟が決まった。
それは学校に行かないという選択肢。

苦しみつづけてやっと言えた答え。

「最後に色々考えてくれた担任の先生にお礼と謝りに行こう」って
学校に行くだけで苦しくなっていたけど。
なんとか学校に行き、伝えた。

その一か月後の担任の先生の言葉が今でも忘れられない。

「笑っていられるのが一番」

そうだ、私全く笑えてなかった。
テレビをみても笑えない。
学校を休んでいる体調が良くなっても、後ろめたさからも遊ぶこともしていなかった。

学校に行かないという選択肢をして良かったんだって
認めてもらえた瞬間が担任の先生の言葉だ。

不登校になったから今の自分があるって日々感じる。

不登校になってなかったらあの高校に通わなかった
高校に通わなかったら、大好きな友人に出会うことなかった。
あの高校じゃなきゃブライダルの専門学校に行こうと思わなかった。

不登校になったから大きな夢をもった。
「苦しむ中高生、自分でも気づいていないけどヘルプの声を出している中高生を救いたい」
起業しようとも思わなかっただろう。


学校に行かないという選択肢をとってよかった。
だから、私は生きている。
今笑えている。
夢をもてている。

#あの選択をしたから

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