見出し画像

#TBTへぎ蕎麦

文化庁の100年フード(地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を文化庁が「100年フード」と名付けて認定)にも選ばれている名物で、江戸時代から食べられる新潟の郷土料理へぎ蕎麦を食べてみたよ♡

新潟に行かなくてもへぎ蕎麦のお店があるって👍

へぎ蕎麦の「へぎ」=「剥ぎ」が起源。杉などで作った 剥ぎ板で作った四角い器のこと。へぎ蕎麦は、江戸時代にはじまり、新潟県は魚沼地方を中心にそばの栽培が行われてきた。 当時この地方では、気候の影響で、小麦の栽培は行われておらず、その代わりに蕎麦の栽培がされていた。蕎麦は、結婚式の祝い膳や大晦日、お庚申様、節句、そして盂蘭盆(うらぼん)の時などには、農家が、作って、収穫したそばを石臼で挽き、つなぎに工夫して、それぞれの家庭の味を自慢しながら振る舞っていた。 つなぎに(一般的な蕎麦はそば粉のつなぎとして主に小麦粉や山芋、卵などが使わる。そばのつなぎに、山ごぼうの葉や自然薯などを使っていた。)は布海苔を使い、布海苔は、織物の仕上げの糊付けに強い撚(よ)りをかける為に使われていたもので 織物産地の新潟県十日町の歴史と海のある県で、 布海苔は、身近なものだった。織物文化とそばの食文化が融合して生まれた賜物。粘りの成分は「フノラン」で、健康維持にもすぐれた成分が含まれている。手に入りやすい新潟ならではの蕎麦。「手振り・手びれ」という独特の方法で、一口大に丸めて盛り付ける。織物の絹糸を束ねたような見た目が美しい盛り付けで、へぎ(片木)という器に盛る。独特な弾力とコシで歯応えのある食感で、つるっとしたのど越し。そして独特な色。薬味はネギやごま、からし。十日町市ではわさびが、取れなかったことから、からしを使う。からしは全部そばつゆに溶かさず、そばの上に少量のせて食べる。今は、わさびが流通し、わさびも提供
初へぎ蕎麦!
本当に弾力とつるっとした喉越しで、美味しかった♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?