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毎日にかくれてる、「キュン」のつめあわせ。




日常を過ごしてると、なにげない人やコトに、「あ、いいな。」「キュン」と感じることがあります。街中や職場、おうちでのふとしたこと…。

ちょっとした「キュン」に出会えると、なんだかほっこりして、ふわっと幸せな気持ちになります。

なのだけれど、なにげない「キュン」はすぐに雑然とした日々にしゅわしゅわと溶けていってしまうから、気づけば忘れてしまうことも多々…

だから、せっかく見つけた「キュン」を忘れてしまわないように、そしてたまに見返してみた時にまたあのほっこり幸せな気分を思い出せるように、備忘録を残してみることにしました。



と言うわけでここからは、そんなわたしの日常で見つけた「キュン」の備忘録です🌷


プーさんのおひさまマーケット


こないだあべのハルカスで開かれていた「プーさんのおひさまマーケット」といつ期間限定のショップ。

プーさんが可愛いのは周知の事実として、今回語りたい可愛さは「プーさん」×「おひさまマーケット」という言葉の響きの可愛さです。

開催中です、という案内の貼り紙が視界に入り字面を見た瞬間に、「ウッ可愛い…!」となりました。

だって、おひさまのマーケットですよ、可愛くないですか??響きが。

例えばね、おんなじような意味合いでいくなら「太陽市場」とかでも良かったはずなんだけど(笑)、それじゃだめなの。プーさんには間違いなく「おひさま」だし「マーケット」が似合うのよ。

可愛いなあプー。おひさまと言う言葉が世界でいちばん似合うクマだと思う。

のほほんと、おひさまの下で今日もぼんやりしているのが想像できちゃう。
のんびりやさんな黄色いクマにキュンなのでした。


カビゴンをぶら下げた女の子


電車で座ってたところたまたま目線をあげたら、なんと目の前に立ってた女の子(たぶん大学生くらいかな?)のカバンがカビゴンでした。

そう、あのカビゴン。ポケモンの一種で、穏やかそうなお顔のぐでーんとしたやつ。

しかもね、ガビゴン柄とかじゃなくて、もうまさにガビゴンそのものがポシェットになったみたいなものなのです。カビゴンのぬいぐるみに紐をつけたみたいな。
もうこの時点で、ねえ何それ可愛い。


だけど私的ツボな好きポイントはさらにここからです。

そのカビゴン少女は、「一体何が入るんだ?」というくらい収容能力の無さそうなそのガビゴンから、何やらガサゴソと取り出し始めました。

そしたらなんと!文庫本を取り出して読み始めるではありませんか。「カビゴン」×「文学少女(イメージだけど)」というそのちぐはぐな魅力にもう全わたしがイチコロです。

ぜんぜん知らない人だけど、私この子のこと絶対好きだ。めちゃくちゃ気になる…!
って心の中で思いながら電車に揺られたある日の帰り道なのでした。



職場の流し台にいたドラえもんのタッパー


何が可愛いかって、別にこのタッパー自体に惹かれているわけではなく、持ち主のお顔が浮かぶからなのです。

推定されるこのドラえもんの所有者はわたしの上司(50代•おじさん)。

お弁当を入れてきたこの入れ物を共用の洗い場でジャバジャバと洗い、そのままそこで乾かしておいている様子を目撃したことがあるので、おそらく間違いないはずです。

ドラえもんのタッパーにご飯を詰めてる朝の様子を想像したら、もう可愛くて。いやもしかすると奥さんが詰めてらっしゃるかもだけれど、だとしてもそのドラえもんのタッパーを嬉しそうに受け取ってカバンに入れて会社まで来たんだなと思うと可愛い。
ちなみに、バンダナでくるんで持ってきていらっしゃいます。そこも可愛い。


うまい棒をひとつだけ取って自席に戻った上司

なにそれ?!って感じですよね。笑
これも職場でのお話。お土産とかお裾分けとか、ばら撒き系のおやつを置いてる場所があるんですが、そこで見てしまったのです。

社内での階層のTOP5に入るであろう大ベテランの上司が、うーむと(おそらくどの味にするかを)悩んだ末に、ひとつだけ選んで自席に持って帰るという、なんともキュンな場面を。

(ちなみにコンポタでした。王道!)

可愛すぎませんか、ふだんキリリとみんなをまとめている人が、うまい棒ひとつに真剣に悩んでる瞬間。

そのときの思考回路を勝手に想像してアテレコしてみたら悶えました。

たぶん脳内はこんな感じだったはず。

「あっ、うまい棒がある…!ひとつもらっていこーっと。」

「うーん、それにしても味がいっぱいあるな…どれにしよう…。めんたい味か、サラダ味か…いやここはやっぱりコーンポタージュにしよ。うん。」

完全なる私の想像のアテレコだけれど。笑


手作り感のあるブックカバーをかぶせ、ハードカバーの本を読んでたおじさま

こちらも電車で見かけたおひとり。
朝の通勤電車に乗り合わせた、素敵なおじさまです。

途中の駅から乗車してきたそのおじさまは、吊り革につかまるやいなや、重そうな通勤バッグから何やらガソゴソと取り出して始めました。

キナリ地に白い大きめの水玉模様があしらわれた、布のカバーがかかったそれは、どうやらハードカバーの本。

電車の中で立ちながらハードカバーのおっきな本を広げているひと自体、あまり見かけない新鮮さがあるのだけれど、さらに大切そうにブックカバーをかけているところにめちゃめちゃ「キュン」…

ブックカバーって、なぜか頭に思い浮かぶのはいつも文庫本サイズのものばかりだったのですが、そういやハードカバーだって大切にブックカバーをかけて読んであげたいですよね。うんうん。

しかもそのブックカバーが、なんとも味のある可愛らしさで。手作りなのか、手作り風なのかはわからないけれど、大切に使い込まれてきた感がにじんでいて、見ていると愛おしさが増します。

きっと絶対、本が好きなおじさまなのだろうな〜。素敵。


(それにしてもひとつ気になるのは、吊り革持ちながら片手でハードカバー読むだなんて、どんな強靭な手首なのでしょう。笑)




そんな感じの、ここ最近の「キュン」でした🤭💕
これからもたくさん集めてはこうやって書き留めていこうと思います✨

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