逃げた先で暮らす


台湾は現在17時半

光の入りがわるい窓の向こうはまだ明るく、日がのびたなあなんて呑気に思っていた頃を思い出したりする


現在、台湾生活3日目

ベッドでもぞもぞと思考を張り巡らせていた時、久々にnoteを更新しようと思った


台湾に住みたい、そう思ったのは大学3回生の春、周りが着々と就活を進めている中で、私だけ先の未来を想像できなかった頃


旅行じゃなくてここで暮らしたい、そう思った


そう思ってしまってからというものの、你好と謝謝しかわからない状態からすべてが始まった


なんの根拠もなく、台湾に住めると信じていた


精神疾患と発達障害を持つわたしが、海外で1人で暮らすなんて、家族は信じられなかったと思う

何度も何度も話し合いをして、祖父母にはほぼ勘当される状態になりつつ、約半年をかけて説得した


HSKを取得したり、エージェントを通さずに学校の手配もアパートの契約もした


無事に大学も卒業して、ようやくここから始まる、そう思っていた


そんな、長いようで短い助走が、気づいたら現在地になった今


どうしてだろう、漠然とうまくいっていない気がして、寂しいのは


あれだけ楽しみにしていて、目標だったのに


着いてひとり、ずっと膜に覆われている


少し外出すると疲れて、部屋にこもってしまう


コンビニですら、小さな声で沒有...としか答えられず、肩に力が入ってしまう

コンビニなのに便利じゃないよ、なんて思ってしまった


あと、自炊がしたいなあと思う 

台湾は外食文化が盛んで、一人暮らしだと余計にそうらしい 部屋にはキッチンがない

料理ができなくなった今、料理は心の整理だったと気づいた


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4年間一人暮らししてたから慣れてるとは思ったものの、海外の1人は寂しいなあ


まあね、あれだけ威勢を張って出てきてしまったため、どうにかこうにかやっていくしかないなと



自分のコントロールの仕方は少しずつわかってきたから 無理せずに自分のできる範囲でできる限り明るい心持ちで過ごすこと

体力的に無理しない、メンタルも無理しない


学校が始まったらそれなりの暮らしができるだろう


最初の数日なんてこんなもんですね


慣れたらちゃんと外食したりしよう


できなかった、じゃなくて、できたこと見つけて褒める


疲れたら大好きなものを見る


まあそんな感じで、ぼちぼち自分の感情を整理しつつたまに台湾でのあれこれを書いていこうと思います 



(他の人たちの留学日記とは色が違いすぎて、自分でも何が何だかって感じですけど、よろしくお願いします)

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