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エアコン(冷房)の「おやすみタイマー」設定温度は注意が必要!?

 夜の熱中症を防ぐため、今や就寝時のエアコン(冷房)稼働は欠かせないものとなりました。
 私も夏場はエアコンの「おやすみタイマー」を設定し、就寝中のほとんどの時間はエアコンを稼働しています。
 その、おやすみタイマーですが、タイマー設定時のエアコンの設定温度に注意しないとかえって寝苦しくなる場合もあります。

 以下は私の過去の経験談になります。

 私は自室のエアコン(冷房)の設定温度は基本28℃に設定しており、就寝時も設定温度28℃でおやすみタイマーを設定していました。ある日、タイマーを5時間に設定して就寝し、就寝から2時間ほど経過後、室内の蒸し暑さで寝苦しくなりました。
 そもそも自室のエアコンのおやすみタイマーは、冷え過ぎ(冷房の場合)や暖めすぎ(暖房の場合)を防ぐため室内の温度がコントロールされる仕組みとなっています。
 タイマーを5時間に設定したにも関わらず、2時間ほどで寝苦しくなってしまったのか―。エアコンの取扱説明書を確認したところ、設定した温度から30分ごとに設定温度が0.5℃ずつ上昇し、設定温度+2℃になった時にその状態をキープすると記されていました(暖房の場合はその逆)。
 つまり、設定温度28℃だと、タイマー設定から2時間後は設定温度は30℃になってしまうということです。
 おやすみタイマーの機能がわかり、以後、タイマー設定2時間後に設定温度が28℃前後となるよう設定温度を下げたところ、寝苦しさは和らぎました。

 おやすみタイマー設定の際、その機能を理解すれば有効に活用できる、ということに気づかされました。

(注)
エアコンのおやすみタイマーはメーカーによって名称や機能が異なります。上記のような機能もあれば、最近の機種で室内の温度を感知して快眠温度に自動調整する機能もあります。

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