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19&20/100《野田の日記》



2006年から2020年まで魔法のiらんど
というサイトに野田さんが書いていた日記が書籍化されたもの前半後半の2冊。

声を出して何度も笑った。
人を笑わせる人を
私はすごいなって思うんだけど
文章で人を笑わせられる人は 
もっと すごいって思う。
野田さんは 両方いけるんだから
天才だ。   

私が昔 テレビのリサーチ会社で働いていたとき 毎週プレゼン会議があった。
うちは テレビが欲しがる人材を探すというのが主な仕事で たとえば
イケメンだったり大家族だったり
野菜苦手な子供だったり 
番組の企画にあわせて 
そのテーマにあった人を探して 
会議では
この企画に この人がどれだけ
ふさわしいかという
プレゼンをするんだけど
よく社長に 
「おもしろくプレゼンできるのに
なぜ企画書はつまらないんだ」
と言われていた。

話すより 文章で説明するほうが
難しいなと思う。←決して私がうまく喋れるとかではないけど。
逆の人もいるかもしれないし
どちらも難しいと思う人もいるかもしれない。

どちらも得意な人がいるとすれば
それは天才だ。

もう一度改めて…
 野田さんは天才だ。

驚くのは 2006年の野田さんの日記から
感じる印象と
今 テレビで見る野田さんの印象が
まったく変わらないってこと。
全部最近書いた日記なんじゃないかと
思うほど。

あとがきで野田さんが

「ブレないって言われるけど
ブレブレです。変わらない部分があるとしたら それは治らなかった部分なんだろうなと思う」

ということを書いていたのが
とても印象的でした。

「変わらない部分は治らなかった部分」

それがもしかしたら その人の強みなのかもしれないですね。
自分で気づきにくいことかもしれないけど。

テレビかなにかで野田さんか
自分のことを
 「松本人志の生まれ変わり」
と言っていた。
←生きてるけど。

もういいよ それでいい。
野田さんは松本さんの
生まれ変わりでいいよと思った。

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