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分散登校とか休園とか。母としてのこの頃。


娘の通う小学校は先月末から分散登校が始まりました。
週の半分はお休み。寝坊助の娘をバタバタと急かし学校に送らずに済むのはとても気が楽。4歳の息子の保育園はやってくれているし…
でも思いの外やりたい事が出来ない毎日(涙)オンラインで仕事をしている夫と娘の三食を作るだけでも一日があっという間に過ぎていきます。
そんな日々の心に残った出来事を綴ってみます。

【目次】

・娘と鍼治療に行きました
・処方箋は"こちょこちょ"
・絵本のある暮らしエホンゴホン堂
・娘の名言

娘と鍼治療に行きました


年末の大掃除でちょっとばかし力仕事をしたせいか、右肘の調子が悪いのが続いていました。肘ってどうしても使うもので、フライパンを持ったり、ちょっとした力が入るだけでも痛くて。これは長引いたらヤバいやつだぞという事で同じく右肘を先日の雪かきで痛めてしまった娘と二人で近くの鍼灸院へ行って来ました。
鍼治療は久しぶりでした。妊娠中に通った以来かと思います。妊娠中は安産や冷えのツボに夜な夜なお灸をすえたりして。娘は鍼灸は全くのはじめて。それがどうやら鍼にハマってしまったようなのです(7歳にして!)


処方箋は"こちょこちょ"


こちらの先生は人相学や手相も観ながら治療を進めてくださるのですが、それが何とも面白くて。娘が甘えん坊な事もおしゃべり好きなことも緊張しいな事も全てお見通し。昨年東京から長野に移住する辺りから、軽くチック症が出ていたのですが、それも身体を診ると「でしょうね」と。甘えん坊でケーキや生クリームが大好きな子はナツメがいいそうです。ナツメをトースターで少し焼いて(とっても甘い香りがしてきます)白湯に入れるだけの"簡単ナツメ茶"を摂ると、白砂糖系の甘さを欲しなくなるそうで早速作ってみました。

ナツメ茶

香りが甘くてそれだけでも満たされる感じ。娘も気に入って飲んでいました。
そして驚いたのが先生が出した"娘への処方箋"です。

こちょこちょをしてください!!

こちょこちょってアレです。くすぐるやつです。こちょこちょをお母さんが毎日やってあげてくださいね!と。心の熱が取れて緊張が緩んでくる最高のスキンシップだそうです、娘にとっては。
それと絵や音楽の才能の線が手相に出ているそうで、たくさんやらせてあげてくださいね!と。
鍼灸の奥深い世界、私も再びハマりそうです。家族でお世話になれる鍼灸院と出逢えました。感謝♡


絵本のある暮らしエホンゴホン堂


分散登校が始まってから「何か自分で読める本が欲しいなぁ」と娘が言い出しました。そういえば最近は本を買うってしていないなって。本好きの子供達、本棚がいくつあっても足りなくなってしまうので、図書館で月に二度、
二十冊借りて来ては寝しなに読んであげるのが日課でした。
私自身の事を振り返ると、幼少期は本棚にぎっしりグリム童話や沢山の絵本がありました。やっぱり子ども時代に
何度も繰り返し読める大切な本があるっていいよね、と軽井沢にあるエホンゴホン堂へ足を運んでみました。

絵本や小説、選りすぐりの良書が並び、奥にはイートインのカフェスペースもあります。沢山の絵本に子ども達は
分かりやすく興奮!(笑)しょうがないです、大人だってこの空間にはトキメいてしまうのですから。

お店の方にオススメの絵本を尋ねると、7歳の娘にはこちらの二冊を。

そして4歳の息子にはこちらを紹介してくださいました。

このロボットカミィなんて、挿絵程度の絵があるだけで
ほとんどが文字なのですが、まだ字も読めない4歳の息子が集中して最後までお話を聞くのです。夫は最後泣きそうになったそう。
絵本って心を育ててくれるもの。何度でも読めるような
大好きな絵本になってくれたら嬉しいな。

そして軽井沢書店でも見かけた小池真理子さんのサイン本
"月夜の森の梟"
お店の方に、「小池さんってひょっとして軽井沢在住なんですか?」とお聞きするとやっぱりそうで。もう移住されてだいぶ経つみたいです。これはご主人が亡くなられた時のお話を軽井沢を舞台にエッセイにされているそう。かなり読み応えのある一冊だと。「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」もう、この帯の
一文だけでも泣きそう…。読み始めるのに勇気が入りそうです。

娘の名言


今朝、娘に「午前中に宿題やっちゃいなよ!」と言ったら

「やりたい事からやるの!」

と娘が言い放ち、おもむろに絵を描き始めました。


あああーーー
何という名言!!


"今日も何も出来なかった" そう思う日だって、
家族のご飯は作っているし、愛犬シャンティの散歩に行って、掃除機までかけていたりする。決して何も出来ていないわけではない。何も出来ていないのではなく
やりたい事が出来ていないだけなのだ

だからこそ「やりたい事からやるの!」この潔い娘の一言が響きました。目の前で、宿題そっちのけで絵本作りに
夢中になっている娘が大切な事を思い出させてくれた。
そうだった、そうだった。やらなきゃいけない事に追われてやりたい事が出来ていない人生なんてつまらな過ぎる!

一日の始まりはまずやりたい事から。娘がおしえてくれた人生の大切な事。

仲良く足湯に入った夜


毎日見る子どもの顔。なんて美しいんだろうって思う。
何の手入れもしていないのに毛流れの整った眉や、長く伸びた睫毛。毛穴のまるで見えない薄くてすべすべの頬や、
キラキラと光る美しい瞳。
子ども達の匂いも好きだ。思いっきり鼻をくっつけて嗅ぐのもいいが、あえて数センチ離して嗅ぐのが好き(笑)
どことなく甘くて、うっすらミルクの香りがする。


愛する子ども達この笑顔がずっと続きますように。
My dearest children


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