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バトンを渡して全体の視座を高める

今年、創業メンバーであり大学からの親友である2人に経営のバトンを渡しました。すごく考えた末の選択でしたが自分事だけでなく仲間のことも含めてすごく嬉しいです。自分にも16期お疲れ様でしたとも言いたいです。

私も引き続きタイムデザインの取締役として残りながら、グループのカカクコムで執行役員として旅行ビジネス全般を見させてもらう日々がスタートしています。

最近

コロナ禍の多くの旅行ビジネスは大変だったと想像する方も多いと思います。我々も予想が立たない不安の中に立たされたタイミングがありましたが、必ず人が旅行する世の中はなくなりません。こういう時こと今のニーズにマッチした優先順位で挑戦すること、そして必ず戻るニーズをブレずに続けることを社内で明確化してきました。

結果として、ここ数年の大きな成長につながり、タイムデザインの取扱高は300億円を超えました。日本の旅行会社の中でもそれなりな規模になることができました。

バトンを渡す

社長でなくなるのはやっぱり寂しさみたいなものを感じるときもありますが、個人的な感情を抜きにして、体制の変化は絶対に会社の更なる成長につながると思っています。

よく役割が人を作ると言われます。社長は会社のリーダーであり、すべての意思決定の責任を取るポジションです。そのポジションにならなければ見えない景色は存在していて、新しい取締役が改めてそのポジションになり、そしてその取締役が担ってきた役割をその元にいるメンバーが担う。こうしてみんなの視座が上がって会社全体の戦力があがっていくと思ってます。そうなれば最高です。

私も新しい役割でこの会社に関われていることが嬉しいです。

今しかできない選択を

私は今タイムデザインの大株主であり、グループ会社であるカカクコムで旅行ビジネス全体を見ています。カカクコムグループの中にある旅行系サービスが合わさることによって更なる成長を生み出すことを目指してます。

バトンを渡した後の未来をどうするかは当時悩みました。今一度ゼロイチへの挑戦はやはり惹かれる選択肢と思いました。でも、人とのつながりを大切にしたい。大きな組織の中で事業を創り伸ばし経営することにも貢献したい。タイムデザインにも関わり続けたい。旅行への情熱。そんな思いから、今のチャレンジングな道を選びました。

自分も、関わるどの事業も、まだまだ成長させられると信じています。

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