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新しい世界

11月1日、町主催の駅伝大会にママさんチームで参加することになり、メンバーに入れてもらった。

走り始めて1週間。走ることに慣れてきた。

自分ひとりが完走すればよいマラソン大会ではなく、駅伝という責任感が、私を走らせている。

走っていると、自分の無力さを痛感する。

思っているように脚が前に出ない、呼吸はすぐ荒くなる、腕が振れない…

だからといって落ち込んでいる暇はない。

脚は前に出さないとゴールできないし、呼吸は荒くても止めるわけにはいかないし、腕は振れなくてもまぁなんとかなる。

走りながら考えることというか頭に浮かんでくるのは、走っている時のフォームと子どもたちのことだ。

7ヶ月の娘は、自分で動けることが楽しいようで、ちょっと目を離すと玄関で靴をかじっていたり、つかまり立ちをしたり、頭をぶつけて泣いたりしている。

2歳半の息子は、いろいろな言葉を覚える時期のようで、歌ったり自作ストーリーを話したり、とにかくずーーーーっと喋っている。

走っているときに子どもたちの様子を思い出しながら、出来ないことに果敢にチャレンジし彼らは毎日新しいことができるようになってるなぁと感心する。

だから、私もチャレンジする。

今は思うように走れないし、走れるようになるまでどのくらい時間がかかるか分からない(“無理をしない”のがチームのモットーだから、追い込んで怪我をしたり家事育児に支障が出るようなことはしないと決めている)。

娘がつかまり立ちで新しい世界を見つけたように、息子が言葉を覚えて新しい世界を見つけたように、私も毎日走って新しい世界を見つけたい。

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