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【救われたワンフレーズ】ビューティフル

音楽に救われた経験は多かれ少なかれ誰でもあるんじゃないかと思います。
勇気づけられたり、なぐさめられたり、共感してもらえたりと形は様々かと思います。

そんな中で、私が救われたと感じた楽曲のワンフレーズを紹介しながら、その曲で何を感じ取ったのかをお話ししたいと思います。

今回紹介するのは毛皮のマリーズの「ビューティフル」です。

ビューティフルにビューティフルに
生きて 死ぬ、ための僕らの人生 人生!

毛皮のマリーズ ビューティフル

毛皮のマリーズもすでに解散してしまったバンドですが、作詞作曲をされた志磨遼平さんはドレスコーズというバンドで現在も活動されていますのでその意匠を感じる事ができると思います。

「ビューティフルに」という言葉は非常に曖昧で、どう生きればまたはどう死ねばビューティフルなのかという真意は作詞をされた志磨さんにしかわかりません。
ですが、その意味を探るよりも、その問いを自分に問う方がこの詞は強い意味を持つと私は思います。

日々の生活を繰り返していく中で自分をふと振り返り、「これで自分はビューティフルに生きて死ねたといえるだろうか」と考えてみるのです。
どこかに悔いが残りそうだと感じたり、望んだ自分でないと思ったらそれはきっとビューティフルに生きて死ねるとは言えないのだろうと思っています。

歌詞や曲、MVを見ている中で、「無様でも望んだ自分の姿を目指してあがき続ける姿こそビューティフルに生きて死ぬという事だ」と語っているように私は感じ取りました。
このワンフレーズは私に自分の生き方を問い直す機会を与えてくれたものです。

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