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知識の大陸、大局

知識の大陸、大局2023/05/08
ある人の生活体験など個人体験した事実が、そのまま真実とするなら学問はいらないことになる。
(哲学では、個人の体験や人々の体験を至上とする考え方を体験主義とか経験主義と言います。あるいは体験論経験論と言います。)

しかも学問は、集団と、学会とかの組織でやる活動と運動であるし、さらに歴史的に何千年何百年も積み上げた真実知識の大系としてある。

我々がそれを学ばないで、また身につけないで、さらに継承しないで、我々個人の知識人生が百年として、個人勝手に知った生活体験の事実の百年が何の意味があるでしょうか?

孫悟空は金団雲に乗り無闇矢鱈と大活躍し、やがて真実と真理を求めて世界と宇宙の上下左右円方の極地まで調べ人々に伝えて行くことになると、どこでも最後は必ずお釈迦様という壁に到達する。
つまり自然摂理に到達する。
その宇宙を含めた自然摂理を探求しているのが諸科学の学問なのです。

さらにそれら諸科学の学問に共通して貫く諸原理とその、真理を追求しているのが哲学なのです。
ですから欧州や世界では、哲学を知性や学問の王だとする言説となっているのです。
宗教も神が示した真理を説く王だと自認して、哲学との主導権闘争が進んで来ました。

ある学者が哲学を知らずに、学ばないで、百年近くの人生のうちの学問活動で身に付けられる知識は、専門学問という世界と国の一面を追求するもので、それは孫悟空が知ったたった一つの北局極地の摂理に到達できるか、できないかの知識でしかないのです。

つまり自己の頭の良さを過信し思い上がった孫悟空より愚かだということです。

孫悟空は上下左右のみならず、円形世界と宇宙のありとあらるる所を調査し人々に説き、啓蒙する活動をしているのですから。

孫悟空より毛の数が10本ほど少ないということになります。

孫悟空は猿で、人間より毛が三本足りないから猿だとされているのですし、しかし猿たちの王なので、お釈迦様が特別の能力を授けて孫悟空という名前と位を授かったのです。

ここにある多くの人々の錯覚は次のようにあります。
私のTwitterの固定Twitterより、哲学の価値と意味探求目的を転載しましょう。

社会の姿は5つある。
1.個人が日々生活体験する時空。
2.報道記事が描き出す社会。
3.社会・科学が示す社会。
4.宗教が作り出す社会。
5.哲学が示す社会。
本当の社会は何処にあるか。
所在不明だから哲学は世界(自然、人〜宇宙)に共通する原理を探求してきた。

その原理知識がなければ社会の姿は観られない。

②世界中で、真理を説くものは哲学と宗教しかない。
哲学の真理は、世界を包括する共通原理を示し、歴史とともに研究批判訂正を繰り返しより正しい真理へ改編し、それを各学科に補完させる人類智の大系を創っている。


批判訂正を繰り返しより正しい真理へ改編し、それを各学科に補完させる人類智の大系を創っている。
各学科学問も専門範囲の真実と真理を探求してる。

宗教の真理は、各宗教ごと自分の教義こそ唯一絶対の真理だとして、他の宗教の真理を誤りとして認めません。


しかし、それぞれの宗教真理は、研究批判もしないし教典の訂正もしない絶対的なものだから、各宗教の数分だけの真理種類がある関係になり、一宗教の真理を数多の宗教真理が虚偽だと否定する関係になってしまい、それが一一つにまとまった本当の真理なることもないし、何時までも本当の真理を掴めないという根本的矛盾がある。

つまり、虚偽の真理なるものなのです。

人々を騙す悪魔の囁きと、宗教団体という悪魔集団の世界機構なのだということになるのです。





互いを嘘だと相争う関係になるという根本的矛盾がある。

補足
精神病に陥ってる人には、上の哲学思考と意識、その精神について苦悩して精神病になり今の精神病を転換すると、よりましな病になるでしょう。必ず思考活動を健全化させるはずです。

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