【番外編】喫茶半月
蔵前、最近はコーヒー目的でこの辺りのエリアに来る機会も増えてきた、前回バッハから蕪木へと向かう途中で見つけ、気になっていた店、今回はその、喫茶半月を訪れた、
木の入口もさることながら、更にその額縁となる建物のブルーのタイルが美しく、しばし眺めいる、店に入ると声をかけられ、まっすぐレジへ進んでオーダー、広々とした店内、貴婦人の家に行ったことはないが、貴婦人の家のような雰囲気だ、
季節のシュークリームとコーヒー、シュークリームは桃で、季節を思い出す、夏、あの暑い季節を、そしてコーヒー、メニューにはドリップコーヒーとしか書いていなかったが、とても美味い、深煎りのブレンドだろうか、濃度がやや薄めで飲みやすい、おそらくペーパードリップだろう、とてもスッキリした味に仕上がっていた、
隣のここで豆を焼いているのだろうか、
さらに隣へ行くとまた別の扉が、ここを開けると話がかなり長くなりそうなのでやめておこう、ヴォルテールのカンディードが安かったので、他2冊の文庫本とあわせて買った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?