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紅葉より見ず知らずの小学生の女の子にときめいてしまった日の記録。

紅葉狩りにいって、紅葉の写真を撮った。

きれいなものをきれいに撮ることは難しいし、すごいものをすごいと感じるまま撮ることはとても難しい。
最近カメラを持って頻繁にでかけるので、そのたびにそう感じることが増えた。
風景を撮る人が得意な人もいるんだよなあと思いながら、シャッターをきったけれど、わたしが得意だとはまったく思えなかった。

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いやほんとに…。

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いくら得意ではなくてもせめてもうちょっといい感じに撮れるように練習します…。


そんな感じでまったく手応えなく駐車場へもどっていると、突然下校中らしい小学生の女の子2人組に話しかけられた。

「もみじ欲しい?」

「え?くれるん?」

「いっぱい拾った」

「すごいやん!いっぱいやわ。1枚写真撮ってもいい?」

「いいよ」

にこにこ笑いながら写真を撮らせてくれました。
のせられないけど、トリミングしたこれだけ。

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そしてお土産にもらったもみじ。

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わたしの指がしわしわなのが寒いことを物語っていますね。お恥ずかしい。


「ありがとう」と伝えたら、見えなくなるまでずっと「ばいばーい」と手を振ってくれて、車にのってもまだ、ときめきがとまらなかった。かわいい。ほんとうに。

こういう出会いで知らない人と交流したり写真を撮ったりしたいんだけれど、無名な人間に「いきなり写真撮らせて欲しい」と言われたら怖いかな…と考えてしまう。

だから写真家になりたい。

有名になって「こういうものです。あやしくないので写真撮らせて欲しい」といえるようになりたい。

わからないけど、有名になったらそれがかなうんじゃないかな?と、漠然と思っている。
そうでもないのかな?

有名になってみないとわからないことだらけだな。

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