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20220729

圧迫感を感じてふと深夜に目を覚ましたとき、君のぬくもりと……毒薬のような君の甘い香りに鼻腔をくすぐられて一瞬わたしの心臓が止まったような感覚に襲われていると、すこし寝ぼけてる君にまたさらに圧迫されるように体を思いきり抱きしめられては、可愛くなにか「うにゃうにゃ……」と寝言を呟く君の言葉は当たり前にちゃんとは聞き取れなくて、そんな様子に「かわいいなあ」なんておもいながらも君に抱きしめられたままのわたしは息苦しさと戦っており、苦しくて苦しくて仕方ないのにこれが君の愛情の深さだとおもうと離れることができず、わたしの苦しさなんて知らんぷりした君は寝ぼけながらも「自分のもの」だと主張するようにたくさんの愛情の雨を落としてきては、今夜もまた愛されてることをわたしは実感するのだった。

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