独りになるのはこわいからいつも誰かを求めていた
冬になると人肌が恋しくなるのは、人間みんな誰しも思ってしまうことなのかもしれない。さむいしからカイロ代わりに誰かに抱きしめられて温もりを感じたいのかもしれない。さむいのを理由に抱きしめてもらって安心したいだけなのかもしれない。でも結局は、思ったよりなにも考えていないのかもしれない。それは抱きしめてほしいと思っている本人にしか分かり得ないこと。
どうして人はさむくなると人肌が恋しくなってしまうのだろう。抱きしめてほしくなってしまうのだろう。誰かに会いたくなってしまうのだろう。