【韓国ソウルひとり旅】 202406ひとりごはんまとめ
食いしん坊オヒトリサマの一人旅ひとり飯の記録。
渡韓前に「ひとりで入れそう+食べたいもの&美味しそうなお店」を検索しておいたこともあり、結構スムーズにいろいろ食べられました。
自分用の記録として、かつ、もし誰かのひとり飯の参考になれば、と思ってまとめておきます。
記事内のお店の訪問時期はすべて2024年6月中旬です。(4泊5日旅)
SNSやYoutubeでみた美味しそうなお店は、検索してブログ記事や口コミも見ておき、メモアプリへ食べたいメニューや何で見たとか簡単にメモ。
場所はNAVER Mapに保存。韓国内はNAVER Mapが地図の正確さや経路検索でGoogle Mapより使いやすいです。
口コミはGoogle Mapやコネストの日本語がわかりやすかったです。いわゆる繁忙時(12:00-14:00 / 18:00-20:00)は、一人客だと断られる可能性が高いので、なるべくその時間は外して訪問しています。
ズラシ旅ズラシ飯。
📍鐘路3街
▶ オボㇰ ポッサムチョッパル
細い路地にポッサムを出すお店が並んだ「クルポッサム(牡蠣ポッサム)通り」にあるお店。夕方まで1人用の定食があるとYoutubeで見て、平日15時頃に行ってみました。
1人用の定食(ポッサムチョンシク)はメニューになかったのですが、カタコト韓国語で「ポッサムチョンシク ケンチャナヨー?」と聞いてみたらOKでした。
ちなみに、ソウルで「ビール」とだけ注文するとCassが出てくる確率が高いので(自分調べ)、Cass以外を飲みたい場合はKellyやTERRAなど名指しで注文することが多いです。
こちらのお店では「マヌルポッサム」(にんにくどっちゃり乗せポッサム)が人気らしいのですが、お昼ということもありベーシックなポッサム定食にしました。
薄切りでさっぱりしたとした味わいのポッサム、そのままでも美味しいですし、白菜や大根の和え物(即席キムチ?)、アミの塩辛と食べたり、サムジャン(味噌)をつけて野菜で包んで食べても美味しいです。
脂身の旨味でビールがすすみますねー。
アルコールを頼むとイカとニラのジョン(チヂミ)がサービスでいただけるらしく、定食を食べていたら焼き立てアツアツを持ってきていただけました。
嬉しいサービスですねー。
マヌルポッサムをつまみに宴会しているアジョシグループにまぎれてひとり、昼からいい気分でした。また行きたいです。
📍安国
▶ PERMENT BAKE SHOP 安国店
聖水にあるベーカリーカフェの2号店。
11時頃、平日の午前中だからかそんなに混んでなくて快適でした。並ばなくていいのは助かります。
わたし好みのハード系パンが多くてこれまた嬉しい。
1Fでパンを選んでカウンターでドリンク注文して支払い、そのまま1Fでパンや小物を見ながらフラフラ待ってたらドリンクができたのでピックアップして上のフロアへ、2Fと3Fがイートインフロアです。
お手洗いは1Fと2Fの階段の踊り場に入口がありました。
▶ チェドンスンドゥブ
白いスンドゥブがいただけるというので来てみました。
入口に大豆の袋がおいてあり、中はなんとなく豆腐屋さんのような香りもしますね。期待大。
壁のメニューを写真に撮って拡大して見てたら、パウチしたメニューを持ってきていただけました。助かります。
白いスンドゥブというのは、その字の通り「純豆腐」のみで、赤いスンドゥブチゲではないということですね、なるほどー。
温かい自家製おぼろ豆腐が大きな丼にドーンとタップリと。
どうやって食べますかオットケモゴヨー?と聞いてみると、「そのままでもタレを混ぜてもいい、右のコンビジチゲはそのまま食べて」とのこと。
おぼろ豆腐には淡い塩味がついていて、大豆の旨味と甘味が感じられてそのままでもかなり美味しいですねー。優しくて好きな味です。
コンビジチゲ(おからチゲ)はちょっと辛いですね、ご飯のおかずになります。
パンチャン(おかず)のケランマリ(卵焼き)、ムㇰ(どんぐりか緑豆の固めたもの)、キムチや海苔など、こちらもご飯のおかずにピッタリです。
14時頃に入店した際、テーブルにお客さんが見当たらなかったので営業してるか不安でしたが大丈夫でした。ちょっとお客さんがひけたタイミングだっただけのようで、私のあとからもお客さんが何組か入ってこられました。
30分くらいで食事を終えて退店、NAVER Mapによると15:00 - 17:00がブレイクタイムとのことで、帰る際はCLOSEになっていました。
▶ Fritz 苑西店 (プリッツコーヒーカンパニー)
オットセイがかわいい「豆にこだわるコーヒー専門店」と、こちらの記事を見て興味をもっていました。
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苑西店は、現代美術を扱うアラリオミュージアムのミュージアムカフェといった位置づけで、同じ敷地にありました。
入口は別なのでカフェだけ利用ができます。(カフェだけ利用のお客さんの方が多そうでした)
注文レジの後ろにあった、お土産として売っているアラリオブレンドは今はイートインで出してないと言われて飲めなかったので、Long Blackという銘柄をホットでいただきました。
ハンドドリップではなくエスプレッソ(アメリカーノ)だったと思います。
次いくときは、ひろびろした桃花店にも行きたいなー
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📍益善洞
▶ Aledang (エイルダン)
益善洞の路地にある韓屋をリノベーションしたクラフトビールのお店。
中庭のテーブル席や縁側席が良い感じです。上にはアクリルかガラスの屋根がはめ込まれているので雨でも心配ないですね。
16時半頃というランチとディナーの合間のためか空いてました、ブレイクタイムがないのはいいですね。
ランチタイムには人気のピザを中心にしたランチセットがあるらしいです。
ブルワリーの説明が載った英語メニューもありました。
20年くらい前にソウルへ来た際は、ドイツスタイルのビールを出す地ビールレストランのようなビアホールしか行けませんでした。
その頃の日本では、アメリカのマイクロブルワリーで作られているようなキャラクター強めのエール系ビールが目立つクラフトビールがブームになっていたので、また違うんだなーと思っていました。
が、韓国でも7〜8年くらい前から日本と同じようにクラフトビールのブームが盛り上がり、ソウルにも何軒かブルワリーやブリューパブができているとのことでした。
地域の名前をつけた、IPAとポーターをパイントでいただきました。
中庭を望む室内は、窓ガラスがはまってなく開け放し感があるのにエアコンがきいてとても涼しく、暑い日でしたがのんびりビール休憩ができました。
📍乙支路入口
▶ vacances coffee (バカンスコーヒー)
基本的にはメガコーヒーとかペクタバンとかのチェーン店で安くて大きいアイスアメリカーノを飲んでいる自分にしては珍しくこういったカフェに訪問したのは、
NCT DREAMのコンテンツ撮影(CAFE 7DREAM)で使われたカフェだったからです……。
乙支路入口駅周辺はビジネス街のようで、12時半頃に伺ったら昼食終わりの近隣会社員の方で、カフェはワイガヤしていました。
想像していた「オシャカフェ」というよりは「地元カフェ」って感じもしてなんだか良かったです。
住所を調べてビルの9Fというのはわかっていたのですが、どのビルかどこが入口なのかがわからず、しばらくウロウロしていました。
ふと、貼ってあるポスターが目につき(aespaカリナのビール広告)、近づいてみたらその隣にお店の営業時間が記載されたポスターが貼ってありました。
このビルで、この入口だったのか!
📍東大門
▶ ミョンドンタッカンマリ 始祖店
タッカンマリのお店は1人客を入れてくれたとしても2人前(鶏1匹)を頼まないといけない、とネットでよく見るのですが、明洞タッカンマリは1人前(鶏半匹)も注文できるというのを見て行ってみました。
また、こちらの始祖店がオヒトリサマにも優しいとの口コミも見て、20時過ぎに入店。
入口をあけてお店を覗くとすぐ左のレジにいた男性が「日本人?ハーフサイズね?」と、流れるように席へ案内してくれました。そして、座った途端1人前のセットがすぐに出てきました。慣れてらっしゃる。
ビールはKellyを注文しました(メニューのKelly写真を指差しながら)。
メニューや伝票に鶏半匹(パンマリ)の項目は無かったのですが、伝票にはサムゲタン16,000のところにチェックがついていました。
タレ(タテギ)は既に調合された状態ででてきました。テーブルに追加のタレや酢や溶き辛子も置いてあり、必要に応じて好きにプラスします。
基本的には放ったらかし接客で気が楽でした、火の調整がちょっと難しかったかなー。
だいぶ食べたところで、めん(肉の後に)ククスサリ2,000ウォンを追加。鍋に入っているじゃがいもが好きなので追加したかったんですけど食べ切れなさそうなので断念、4,000ウォンの高麗人参セットを入れてもよかったかなー。
ソウルの他のお店のタッカンマリを食べたことがないのですが、スープもつけダレも鶏も美味しかったです。
📍新設洞
▶ ヒョンジェユッケ 新設洞店
コロナ前に広蔵市場で入ったことがある「兄弟ユッケ」の新設洞店のようです。平日夜20時半過ぎに伺うと空いていました。(お店は22時まで)
混み合ってないひろびろとした店内、木の柱や梁が雰囲気いいですね。
セットでついてくる牛肉大根スープは、そうそうこんな味だった!という感じで、ユッケの味付け(和えてあるタレ)はこんな味だったかなあ…?という印象でした。
でもまあ、ユッケとビールなんて今の日本ではなかなかいただけないので良かったです。
▶ 肉典食堂 3号店 (ユッチョンシッタン)
本店より3号店のほうがまだ空いてるよ、との情報を見て、21:50ラストオーダーのところ21時頃にソロソロと入店、1人でも快く案内していただけました。ラストオーダーは21:50ですが営業時間は23:00までのようです。
ウェイティングなくスルッと着席、お隣テーブルは中国語を話すファミリー客、反対側のテーブルは韓国語を話す女子グループでした。
営業時間は公式インスタに最新情報がのってました。
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新大久保で働いていた(お店をやっていた?)というサジャンニムがお肉を焼いてくれたのですが、その間ずーっと日本語で話してくれていました。
その写真は誰だBTSか?(日本人女性はみなBTSが好きだと思われているのかも)、韓国では大人がアイドル好きだというと変人だと思われるんだよ(そのようですね)、日本で働いていた時はあーだったこーだった(日本の印象は良かったみたいです)、両替はどこでしたか?銀行がいいよ等、ずーっと話してくれてました……w。
何年いらっしゃったのか、めちゃめちゃ日本語上手で会話がスムーズです。
お肉のお供はサムジャン、塩、カレー粉、ワサビ等ありましたが、お肉自体が美味しく、ほぼ塩ワサビで食べてしまいました。
そして、パンチャンのマカロニサラダがわたし好みの味で美味しかったです。お代わりもらってしまいました。
もう1人前食べられそうでしたがラストオーダーの時間になり残念、モクサルなら1人でも3人前でもいけそうです。
壁のメニューは韓国語ですが別途日本語メニューもあり、持ってきていただけました。ヤンニョムハンジョンサルもさっぱりタレで美味しそうですねー。
📍南大門市場
▶ 巨済食堂 (コジェシッタン)
朝9時半頃に南大門市場のカルグクス通りへ朝ご飯を食べにいきました。
歩いていると全部のお店から客引きというか呼び込みの声がかかりますが、IKKOさんのお店ことコジェシクタンへ。
スペシャルセットメニュというのを頼んでみました。
真ん中がポリパブ(麦飯ビビンバ)、右上がカルグクス、右下はテンジャンク(味噌汁)、キムチ
左上はネンミョン(冷麺)、一番左はサービスのチャルパブ(おこわ)。
これで8,000ウォンでした。お得。
📍聖水洞
▶ ヌンドンミナリ 聖水直営店
セリや春菊やセロリといったちょっと香味野菜的な野菜が好きで、ソウルでセリたっぷりのコムタンやユッケビビンバが食べられるというのを見て行ってみました。
朝ご飯にしようと平日10時半頃に行くとスッと入れました。帰る頃にはウェイティングの人が溜まってましたので朝がおすすめかもですね。
メニュー上から3つ目の「ヌンドンミナリコムタン 15,000ウォン」を注文。
テーブルにある保存容器にはキムチが入っています。
コムタンにはセリの茎がいっぱい!セリの葉は生でサラダっぽいおかずとしてでてきました。セリの葉サラダはおかわりができるので、2皿目はザザーとコムタンに投入してセリをたっぷり楽しみました。
もう1つのおかず、イカキムチ的なものもおいしく、白ご飯にのせて食べたい味でした。
📍ソウルの森
▶ ONLYGO&CO. Seongsu
SMエンタテインメントが入るビル、D-Tower Seoul Forest 1Fにあるカフェ。1Fは誰でも入れます、キレイなお手洗いにも入れます。
狎鴎亭にあるフュージョン料理(韓食+イタリアン) ONLYGO&CO.の、支店というかカフェ店のようです。
テーブル席の端に座ると、SMエンタ総合受付(?)の前にある大型ビジョンで投映されているカムバ中グループの紹介映像を、かなり斜めってますが見ながら飲むことができます。
はー眼福がんぷく。
ショップカードというかショップシールがハートで、かわいくて持って帰ってきました。
📍建大入口
▶ ヌリンマウル醸造所 建大店 【202407閉店】
YESMARTが日本で閉店してからは飲めてなかったヌリンマウルの生マッコリ、ソウルにブルワリーレストランがあるので来てみました。
マッコリは店内醸造で、熟成度合いを春夏秋冬で表して提供されています。
봄(春):1〜3日目
여름(夏):4〜6日目
가을 (秋):7〜9日目
겨울 (冬):10日目から
生マッコリはグラスや小さいサイズのピッチャーは無いですか?と聞いたのですが、この1,000mlのピッチャーだけだと言われたので、ピッチャーを注文しました。
まあ、1人で1L飲めるんですけどねw
少しだけシュワッとした発泡感が残るフレッシュな生マッコリはおいしかったです。春も飲みたかったなー(2Lは無理かも…)
料理は、日本の居酒屋のような1人サイズのおつまみはないので一皿頼んだらそれでお腹いっぱいでした。グループで来るようなお店ですよね。
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noteでまとめようと思って2024年8月に調べてたら、建大店は閉店したようです…学生街ではちょっと割高だったのかもですね。
他のお店は絶賛営業中のもよう。公式サイトで店舗検索できます。
↓ 매장안내(店舗案内)
📍漢南洞
▶ コッキリベーグル
石窯で焼くもちもちベーグルのお店。
Leeum美術館に行った後、バスに乗って南へ向かい、漢江を渡る手前で降りてちょっと歩いたところにありました。NAVER Mapの経路検索は便利ですねー。
聖水店は混み合うこともあるようですが、この漢南洞のお店は平日夕方だったこともあってか空いていてラッキーでした。
3F窓際の席から漢江を眺めながら食べようと思うも、高架道路が邪魔で…見晴らしはそこまでじゃなく残念でした…
梨泰院のどこかのクラフトビールブルワリーとコラボしたビールもありました。
📍龍山
▶ BREADYPOST 龍山店
朝ご飯にとDOTORIへ向かったのですが、行列ができていたのでこちらへ来ました。平日10時半頃、空いていてラッキーでした。
もともとプレッツェルが好きで、ネットで写真を見た時に「ニラー!?」と思って食べてみたかった、ニラとクリームチーズのプレッツェルサンドを食べました。面白かったです。
以上、
2024年6月の4泊5日ひとり旅で食べたお店まとめでした。
他にも行きたいお店・食べたいものはありましたが、また次に!
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