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サウナ付きの自宅を建てた話

サウナが好きすぎてサウナを入れた自宅を建てたので、サウナを自宅に入れると何が起こるのかをひっそりと書いていきます。(アドベントカレンダーなどにエントリーし忘れた)

自宅にサウナを入れるにあたってのメリット、予算感、考えるべきこと、選択肢、導入後の光熱費、メンテナンスなどを知り、みんな自宅にサウナを作ればいいと思います。

先に結論

  • サウナ好きなら自宅サウナを積極的に検討するべき。検討するだけでも楽しい

  • 人類は自宅に防音室を作るかサウナを作るかの選択を常に迫られている(だいたい同じくらいの予算感)

  • 自宅にサウナがあっても温浴施設のサウナには通う。体験として、施設サウナの良さと自宅サウナの良さは別物

  • サウナを動かす光熱費に関しては今のところ誤差レベル。手間暇という点ではタオル類の洗濯がいちばん面倒

  • 自宅にサウナがあると生ハム原木理論的な精神的余裕を手に入れられる。「まあいつでもサウナ入れるし…」

背景

以前書いたとおり東京から福岡に移住して2年くらい経ちました。当初は「まあ移住生活が合わなかったら東京戻ればいいか~」などと構えていましたが福岡の住み心地が良すぎるため当面こちらに住み続けそうな雰囲気があり、じゃあ家買う(建てる)か~となりました。

せっかく家建てるなら己の叶えたいことを入れようということで、夫婦ともにサウナが好きすぎるためサウナ入れるしかねぇと相成ったわけです。

九州にはいいサウナが多いけど、移住前に住んでた台東区や自分の出身であるイーストサイドトーキョー(下町)と比べると、基本的には車で行く距離であり、自転車や徒歩でふらっと日常的に通える施設が少ないというのも事実。じゃあ家にサウナがあればいいのでは(妙案)ということです。

どこに依頼するか

夫婦ともにサウナ好きであることが功奏してサウナ導入に関しては自宅建築の前提となっていました。多くの方にはまずここに第一関門がある気がするので、サウナを入れるにあたっての合意形成は丁寧にするといいです。

で、依頼先の選定です。僕たちの場合はまず自宅を建てるにあたって実現したい要望をリストアップしました。当然そこにはサウナの設置に関する項目も【優先度:高】としてあります。この時点でどういうサウナ(後述)を入れるかのイメージはある程度しておいたほうがいいです。それによって対応できる業者は変わるので、自分のほしいサウナをリアルに想像しましょう。

最初に投げた要望リストの一部。やりたいことを言語化しましょう

そして叶えてくれそうなハウスメーカー/工務店を紹介してくれという感じでSUUMOに申し込み、要望リストを投げると業者をピックアップし選定してくれます。今回は大手ハウスメーカー2、地場中堅工務店3くらいの割合で紹介してもらえました。家を建てるにあたってSUUMOを使ってみた感じ、住宅展示場に飛び込みで行って新人営業の練習台にされるより効率的な気がしました。

自宅サウナの構成要素

設計にあたって自宅サウナの構成要素を分解し、それぞれをどのように実装するかを検討していきます。僕の場合は以下の3つの要素を考えました。

  1. サウナ室

  2. 水風呂

  3. 休憩スペースと動線設計

1.どのようなサウナ室にするか

自宅サウナとして現実的に導入可能なものは大きく4つ。それぞれのPros/Consや予算、実現難易度はこんな感じ

1-a.庭やテラスに常時テントサウナを展開しておく

実現難易度は一番低く、予算もかなり抑えられます。20万円程度見ておけばそれなりにいいテントサウナとストーブが手に入ります。ただ常時展開とはいいつつも、現実的には常にテントを庭に張り続けておくのは厳しく、風の強い地域や雪が降るところには向かないと思います。また熱源についても住宅地で薪ストーブを使うことは難しいので電気ストーブに換装する必要があり、そのための電源確保が必須です。多くのサウナ用電気ストーブは屋内使用想定なので、屋外のテントサウナでの使用は保証外になることもあるかもしれません。冬場は立ち上げ時のサウナ室温が外気温と同じなので、テント自体の断熱性が弱い場合、100vで使えるような電気ストーブだと出力が足りないかもしれません。また、サウナ使用時の周囲からの視線などを考慮した設計の庭やテラスにしておかないと落ち着いて入れないのと、そもそもサウナの使用が天候に左右されます。簡易サウナとしてマンションのバルコニーに設置するとかだとアリなのかも?サウナに飽きたらメルカリで売っ払えばなかったことにできるという点では撤去はいちばん簡単でしょう。

1-b.庭に箱型のサウナを設置する

サウナブームのおかげか、個人宅にも導入できる庭設置型のバレルサウナや箱型サウナは色々なメーカーから出ています。ざっと見た感じだと予算は100万円~(工事別)という感じです。テントよりも格段に耐久度があがるので、自宅が自然の中にあるような環境や景色のいい場所だと導入検討できるかも。…が、屋外設置なのでどうしても風雨にさらされて劣化していくことは否めません。外装の劣化という点以外のメンテナンスについては室内設置型と変わらないと思います。これらを設置するためには広い庭が必須で、車が2台おける駐車場をサウナのために潰しても余裕くらいの広大な土地がないと厳しいです。構造がテントより頑丈でも、やはり使用の際は天候に左右されるし雪国にも向いてない気がします。外構設計などでご近所さんへの配慮が必要な点はテントサウナと同様です。

1-c.室内にユニット式のサウナを設置する

ユニットバスのように、サウナメーカーがユニット式の家庭用サウナを出しています。だいたい予算は160万円~。仕様や寸法が決まっているので自宅の設計に組み込みやすく、ほぼ全てのユニットサウナは電気ストーブなので200V電源を確保し床補強をしておけばあとはユニットを組み上げて設置してもらうだけ。サウナ室自体の設計自由度はほとんどないですが、サウナメーカーのものであれば機能面は折り紙付き。オプション扱いでスピーカーを入れたり(うちは入れた)、壁や床材を選べたりはします。室内設置なので天候を気にせず使うことができ、雨風や雪には影響されません。

1-d.フルオーダーのサウナを設置する

お仕着せのユニットでは満足できなそうな貴方ならフルオーダーするという手もあります。設置場所、構成素材、広さやレイアウト、設置ストーブの機材選定、照明計画などすべて自由。設計から施工まで考えるとおそらく予算は300万円~青天井という感覚でしょうか。ただ、サウナの設計には専門知識が必要なため、経験がある事務所や設計士、施工実積のある工務店などを見つけるのが大変だと思います。難易度は最高ですが、それを乗り越えて手に入れる世界で唯一無二の自分専用サウナの満足感はとてもとても高いと思います。


2.水風呂をどのように実現するか

サウナの次に考えるべきは、サウナで温めた体をどのようにクールダウンするかです。一般的な日本スタイルのサウナでは水風呂が付き物ですので、それをどのように実現するかを考えます。

2-a.水シャワーで済ませる or 浴槽に水道水をためる

最も簡単な方法で、一般的な家の建築であれば特に追加要素として何かを考えなくてもシャワーや浴槽は設計に組み込まれていると思います。ただ、普通の家で浴槽に水を張ると、温浴との両立が難しいです。お住まいの地域にもよりますが基本的に水道水の水温は外気の影響をうけるため季節による変動幅がかなり大きいです。冬場はシングル水風呂なみの水温になりますが、夏場は23℃~28℃となりクールダウンは難しいと思われます。

東京の水道水温度 via.東京水道局

2-c.入浴に使える水質の井戸水を使う

一般的に井戸水の温度は15℃~18℃で安定していると言われていて、仮に16℃とすると水風呂にはとてもいい水温と言えます。これが年間通して使える環境であれば、井戸水を貯める槽を用意できれば理想的な水風呂ができるかもしれません。が、「入浴に適した水質の井戸水が使える環境」というものが一般的とは言い難く、運良くそのような土地がみつかればラッキーですが、今回家を建てる土地は井戸水には期待できませんでした。実現難易度は高く、井戸を掘るところから考えると予算は50万円~という感覚でしょうか。ただ、井戸掘りに予算を投じても湧き出す水が入浴に適した水質であるかどうかは掘ってみるまでわからず、その点においても運が絡んで来そうです。

2-d.家庭用のチラーを導入する

温浴施設の水風呂が冷たくて気持ちいいのはチラーで冷やしているからです。チラーには家庭用もあり、水風呂を想定したバスタブとセットになっているものも最近クラファンなどで見かけるようになってきました。予算的にはチラーの設置だけで20万円~50万円という感覚です。チラーの性能も外気温と水温の影響を受けるため、性能表やメーカーのサイトをみてみると夏場(外気温30~35℃)に一人用の簡易バスタブ(180L)に満たした水道水(水温25℃)を16℃まで下げるのには2時間~5時間ほどかかりそうです。水風呂のための浴槽を用意するなどを考えると予算はもっと上がりそうで、メンテナンスや運用もそれなりにコストがかかります。


3.休憩スペースの位置と動線をどのように設計するか

自宅の外気浴スペース。植えたばかりの植物がまだ育ってません

自宅サウナにおいて休憩スペースの確保は、体感的に水風呂よりも優先度が高いです。具体的には外気浴ができる状況を作ることはほぼ必須と感じます。これをベランダでやるのか庭でやるのかを想定し設計に組み込みます。

また、動線についても考えておく必要があります。入浴→サウナ→クールダウン→休憩までの動線を、サウナをしていない家族の生活動線と完全に分けることが理想です。ここを考慮しておかないと半裸でリビングを横切ったりタオルやサウナハットを玄関に放置する羽目になってしまうので、サウナに入っていることを想像しながら間取り図の中を歩いてみましょう。


実際にどのようなプランにしたのか

サウナ

実際に自分たちが選んだサウナは「1-c.室内にユニット式のサウナを設置する」となります。具体的な機種でいうと、METOSのクリマというサウナです。対抗馬としてはTylöHeloや日本サウナのものがありました。METOSに決めたポイントは、セルフロウリュが可能であること、デザインと機能がシンプルであること、個人的にMETOSのストーブがよかった、国内のPSEマークを取得している点、九州にも営業所がありサポートがしっかりしているという点になります。施工時も初回立ち上げ時も実際にMETOSの担当の方が来てくれ、説明してもらえました。(九州のどこの施設のストーブがいいみたいなマニアックな話で盛り上がりました)どのサウナを入れようかなーと比較検討しているときが一番楽しいので、ぜひカタログを取り寄せまくってください。

選んだ機種はクリマの2人用になりますが、実際のところこのサイズのサウナに2人同時に入るのはなかなか厳しそうです。人気施設のアウフグースイベントの時くらい肩スレスレにきっちり座れば2人入れそうですが、1人でゆったり使うのにちょうどいいサイズという感覚で使っています。

クリマ(2人用)の仕様と価格
広さ感。この幅に2人はキツくないか?
座ったときの視点

オプションとしてスピーカーとアンプを設置。アンプについては公式で対応されていたのが3.5mmピン入力のみでうーんと思っていたところ、Bluetooth対応アンプも入れることが可能ということでこちらに換装していただきました。その他は標準仕様が十分イケてるのでそのままにしています。で、本体+オプションのアンプ&スピーカー+搬入設置工事+試運転まで含めた見積もりがこちらです。

「一式」になっちゃってますが見積書より抜粋

どうでしょうか。自宅にプライベートサウナで190万円。この価格を高いとみるか安いとみるかは人次第だと思います。ちなみに同時期に家を建てた友だちによると、ギターアンプを置けるくらいの防音室の予算感が似たようなものらしいです。

性能面としては、さすがMETOSという感じでクオリティがめちゃくちゃ高いです。箱が小さいぶん温まるのも早く、冬場でもストーブの電源を入れてから20分ほどでサウナ室内は90℃くらいになります。もちろんロウリュも可能で、少ない水でもきっちり湿度を上げて汗がちゃんとでるサウナです。サウナ単体としての満足度は非常に高く、きちんと管理されていないヘタな施設サウナより体験は上と感じます。

実際に置き型のサウナを設置し、後から垂れ壁の追加工事をしてもらうとこういう感じになります。ビルトインされているように見えるでしょうか。

左が壁追加前。奥に見えていたのが200Vの分電盤です。
サウナ内側の天井からメンテナンスのためのアクセスは可能

水風呂

結局、いまの自宅では特に何もしていません。なので前述の選択肢から言うと「2-a.水シャワーで済ませる or 浴槽に水道水をためる」を選んだ形になります。これは、僕が水風呂至上主義ではない(16℃くらいがいいと思っていてシングルとかは入れない)のと、自宅のシャワーヘッドがたまたまReFaであることが大きいです。

このReFaシャワーヘッド、エステ効果的なものは正直どうでもいいのですが、この手のマイクロバブルシャワーのデメリットとしてよくレビューに書かれるものに「気泡を含んだごく細かい水になるので、シャワーを浴びたときの体感温度が下がって寒い」というものがあります。これがサウナ後のシャワーとしては逆にメリットとなり、普通に水道水を浴びているだけなのに冷水を浴びているような感覚を受けられます。いまのところこれで普通に満足できるクールダウンができているので、当面水風呂問題は先送りにしているという表現が正しいかもしれません。自宅サウナを作ってとりあえず水シャワーで凌ぐかと思った方は、レビューなどを見て「このシャワーヘッドを使うと寒いです」と書いてあるものを選ぶといいです。モードは切り替え可能なので、もちろん普通のシャワーとしても使えます。

休憩スペースと動線設計

これに関しては間取りを見ていただくのがわかりやすいと思います。

サウナ周辺の間取り

うちの場合はこんな感じです。

設計の際に特に考えた点としては

  • サウナを使っていて一連の動きをしているとき、普通に生活している家族の動線を阻害しない

  • サウナスペースから直接外に出て外気浴ができるようにする

  • 外気浴をしているときに周辺(自宅外も含めて)の視線を気にしないでくつろげる

あたりです。
間取り図の右側、緑色の部分がサウナに入ってるときに行ったり来たりするエリアで、誰かが使っているときは基本的にはこのエリアに入らずに生活ができるようになっています。友人などを招いたときも気兼ねなく入ってもらえると思います。脱衣所の照明は調光可能にしているので、室内で休憩するときは照明を落として落ち着けます。

サウナエリアから直接中庭に出ることができるようにドアを設置してあります。図面では切れていますが中庭の下側はリビングがあり、本来ここは窓になっている提案でしたが中庭で外気浴している姿がリビングから丸見えになるのもアレなので壁にしてもらい、窓は端に寄せました。図面の右の先は隣家ですが、隣家との境界には高い壁を設置しているので中庭でくつろいでいるときに視線を気にせずにすみます。

ただ、休憩を外気浴に全振りすると1月~2月あたりの特に寒い時期は長く休んでいられないので脱衣所を広めに設計しておきイスが1つくらいは置けるようにしています。

以上が僕の場合の自宅サウナプランになります。予算をもっとかけられるならガチめに水風呂を検討してみたり、フルオーダーのサウナ室を作ってみたり、温室のような外気浴スペースを作ったりなどできると思いますが、個人的には現実的なコストと得られる体験のバランス的にちょうどいい感じになったと思っています。

コストと維持費

電気代について

自宅にサウナを入れて、それにかかるコスト(電気代)と維持費はどうでしょうか。うちの場合は前述のように水風呂ではなく水シャワーなので水道代はいったん置いておき、サウナにかかる電気代を見てみます。HEMSに記録されている2023年11月の日別消費電力グラフを出力してみました。

HEMSに記録されている日ごとの消費電力

これをみると13日・14日あたりが高く見えますが、これはそれまで20℃前後あった気温がいきなり下がった日で暖房を使い始めたことに起因しています。むしろそれ以外の日もまんべんなくサウナは使用しているので、消費電力の多寡は外気温(エアコン使用の有無)に依存している形になります。サウナは2人入っても稼働時間は長くて3時間。3時間のあいだ常時フルパワーでストーブが発熱しているわけでもないので、グラフ上はほとんど誤差といってもいいくらいです。

参考までに、11月分の電気代は4,888円(九州電力・60A従量B)で、実際に電気料金に与えるインパクトはサウナで嵩むぶんより太陽光発電の発電量が多いか少ないかのほうが大きいです。

維持費について

これはまだサウナを入れたばかりなので今後どうなっていくかという話でしかないのですが、METOSの担当者曰く「24時間高出力で稼働し続けている施設のサウナと違って、自宅のサウナは稼働時間がかなり限定されるため故障のケースはほとんどない」とのことでした。またサウナ室自体も、「マットも敷かずに毎回びちゃびちゃに濡れたような状態を放置するような使い方をしなければ基本的には酷い劣化をするようなものではない」という話です。通常の使い方をしていればそこまで気にすることはなさそうです。

というか施設サウナでもびちゃびちゃのまま入ったりサウナ室でタオルを絞るのはNG
via.サウナのマナー byサウニャー

故障とは少し違いますが、METOSの場合は異常加熱を防ぐためにストーブの設定温度と室内の温度センサーの計測温度が著しく異なるとヒューズが飛びストーブの電源を強制的に切る機構が入っています。(例えばストーブの設定温度が80℃だが室内の温度センサーが110℃を検知すると異常加熱エラーでヒューズが飛ぶ)サポートのケースとして一番多いのはこれらしいので、これに気をつければあまりサポートのお世話になることは無いそうです。

自宅サウナの良さ

施設サウナの良さは変わらない

施設のサウナには自宅サウナにはない良さがあります。広いサウナ室は開放的な気分になれるし、サウナマットやタオルを洗濯しなければならない心配もなく(良識の範囲で)使い放題。手足が伸ばせる熱いお風呂と冷たくてオーバーフローしている水風呂が並列で常備されています。光熱費や水道代を気にすることもなく、メンテナンスはスタッフがしてくれます。施設によってはアカスリやマッサージを足すこともできるでしょう。それらを総合した一連の体験としての施設サウナの良さは自宅サウナがあっても変わらないと思います。なので、「施設サウナにいくと1回1500円として2人で週3回通うなら自宅サウナだと◯◯年で元を取れるな…!」みたいな計算はあまり意味がないと思います。自宅サウナがあっても施設サウナには行く。頻度は多少減りましたが。

自宅サウナは自由

自宅サウナの良さはなんといっても「自由」であることです。入りたいと思った時に入れ、順番待ちもなく、サウナ室に好きな音楽を流し、静謐さが必要なときは静かに瞑想し、照明を暗くしてもいいし明るくしてもいい。温度だって低めの温度で長く入ることも高温でガッとリフレッシュもできる。中で本を読んだっていいし、好きな曲に合わせて踊ってもストレッチしても誰にも迷惑はかけません。ロウリュの水に入れる香りも選べるし、キューゲルを使ったっていい。とにかく自由です。そういうところに価値を見いだせるならぜひ検討してみてください。

究極にコスパのいい方法

自宅サウナよりもコスパよく生活にサウナを組み込むやりかたがあります。それは、「自分の気に入っているサウナから徒歩1分圏内もしくは同じ建物内に住む」という方法です。

この方法は自宅サウナの「自由さ」は得られないものの、生活にごく近い位置で施設サウナの恩恵を受けられる非常にコスパのいい方法だと思います。多分に運が絡んでくるやり方ですが、そのような物件や土地を積極的に探してみるのもいいかもしれません。


8000文字以上もつらつらと書いてしまいました。

ここまで読んでくれた方(いるのか?)は本当にありがとうございました。冒頭に書いたように、自宅サウナは「どんなサウナを建てようかな?」と考えているだけでも楽しいので、ぜひ検討してみてください!気が向いたら自宅サウナ導入を決めたら、こういう準備やグッズがあるといいよみたいな記事を書くかもしれません。

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