ASD(アスペルガー症候群)と診断された話とこれからの予定

以前、ASD(アスペルガー症候群)の一般的な特徴と誤解と、僕の特徴という記事を書いたのですが、ASDのグレーゾーンじゃないか?という仮診断を受けた話でした。

で、およそ3か月後の昨日、ASDの診断を受けることに。


で、診断を受けた感想なのですが、「やっぱりか」でした。

ブログを読んだりYoutubeを見たりして自分なりに調べていたのですが、共通する部分がありましたし、これまでを振り返ってあまりにもおかしいなと思っていた部分があったからなんですよね。


そんなわけですが、改めてASDがどういうものなのか?ということについてと、その他あれこれについて。

ASDの特徴って結局何なのか?

ASD(アスペルガー症候群)の一般的な特徴と誤解と、僕の特徴という記事に書いたように、

1)コミュニケーション障害
2)偏った興味
3)想像力の欠如
4)感覚過敏

これらが一般的な特徴と言われているのですが、全員が全員全てに当てはまるわけじゃないんですよね。

僕自身、3)は比較的当てはまらない気がしますし、4)は全く当てはまらないと。


じゃあ、ほぼ全員に共通するだろうASDの特徴って結局何なのか?ということなのですが、

興味が人一倍偏っていることからくるコミュニケーション障害

これじゃないかと思っています。


 友人・知人と雑談するのが楽しいという感覚がよく分からない

「興味が偏っているって言うけど、そんなこと言ったら僕/私だって興味があるところにはあるしないところはない。あなたは普通だよ。」とよく言われたことがあるのですが、「たしかにそうだけど、なんか違うな。。。」と思っていた時期がありました。

で、何が違うのかを端的に言い表したのがまさに、友人・知人と雑談するのが楽しいという感覚がよく分からないってことなんですよね。

「(へぇー、そんなラーメン屋ができたんだー。(ここで興味がなくなる)え?まだそのラーメン屋について話すの?)」
「(へぇー、彼女ができたんだ。おめでとう。(ここで興味がなくなる)え?まだその話続くの?しかも、みんな興味深々っぽいけど、そんなに楽しいの?)」
「え?今の笑うところなの?やばっ、みんなが笑っているから僕も笑わなくちゃ。それにしても、今の話の何が楽しかったんだろう?」

(昔であれば)受験勉強・英語、(今であれば)ブログ以外に興味がほとんどなくて、話を聞いていても何が楽しいのかがよく分からなくて。


英語に興味があった以前は、英語の話を友人・知人とする(英語:雑談=7~:~3なら可能です。要は、雑談の割合の方が少ないなら可能)。

ブログに興味がある今は、ブログの話を友人・知人とするものだと思っているのですが、どうやら僕以外の人はそうじゃないようだというのが判明しているんですよね。

もしかして、友人・知人とも(僕で言う)ブログ以外のことについて結構話しちゃう感じ?っていう。


  友人・知人と雑談するのが楽しいという感覚がよく分からない結果、Line含む友人・知人とのコミュニケーションが一切なくなった

小学生は割と頻繁に、中学生の頃はかろうじて、(*1)高校生以降は友人と遊んだり食べに行ったりということがなかったのですが、Line含む友人・知人とのコミュニケーションが一切なくなったのが今なんですよね。

まあ、Lineに登録している友人・知人がいないので(大学のゼミの同期であり先輩を除く)、当たり前と言えば当たり前ですが。

(*1)大学生の時に、2,3回ほど飲み会に参加したことはあります。
もっとも、先ほどの通り英語以外の話ばかりで何が楽しいのかが分からなかったのですが、いわゆる学校外で友人と遊んだり食べに行ったりということは1回もなかったんですよね。

また、大学では、授業や休み時間に宿題などについて話すことはあったものの、卒業以降プライベートで家族以外と話したことがないです。
もっとも、大人であればそんなものかなとも思うのですが、とはいえ父母弟はなんだかんだ友人・知人と話すことはあるみたいですし、やっぱりなんか違うなぁと。

そして、Lineですが、小中高大の友人・知人で登録している人がいないんですよね。
これについても、大人なんだからそんなものじゃないか?と思うのですが、あなたはどうですか?


 いわゆるコミュ障とは違う気がする

これまでの話を聞くと、いわゆるコミュ障だと思われるかもですし、あながち間違いではないと思います。

ただ、

×コミュニケーション能力が低いからコミュ障
〇興味がないことが原因で、ブログ以外の話をしようとしないから、コミュ障っぽく見える

こうじゃないかと思っています。


実際問題、僕以上にブログの熱量があってブログ:雑談=7~:~3で話せる場合は、普通以上のコミュニケーションはできると思っています。

また、それを楽しみにしている自分がいるんですよね(実際はそれがなかなかできないのですが)。


 楽しいと感じるポイントが違う→一般的な人と楽しみを共有できないだけじゃないか?という気がする

僕自身、ASDについて調べましたが、興味が偏っているのも納得だしその他納得が行くことはあります。

で、その上でなのですが、ASDの症状が軽い多くの人は、楽しいと感じるポイントが違う→一般的な人(定型と言われるみたいです)と楽しみを共有できないだけなんじゃないのかな?って思うんですよね(症状が重い場合は、ほぼほぼその限りじゃないと思います)。


よく思うのですが、みんなが楽しんでいる時に僕は楽しんでいなくて、みんなが楽しんでいない時に僕は楽しんでいることが多いんですよね。

雑談する時
みんな:盛り上がる
僕:盛り下がる

ブログはじめ何かについてディスカッションする時
みんな:盛り下がる
僕:盛り上がる

ブログはじめディスカッションで盛り上がる人はもちろんいるのですが、これが延々と続くと盛り下がってくるのを知っているんですよね。

もういいよみたいな。


一方で、僕のツイッターを見てくれている場合は分かるかと思いますが、僕はブログのディスカッション(orブログについて考えること)がかなり好きです。

延々と話していても(or考えていても)盛り下がることはないですし、何ならずっとそれをしていたいみたいな感じ。

ただ、これを多くの定型の方とできるわけじゃないのを知っていて、まさに楽しいと感じるポイントが違うんだろうなと。


これからの予定

ASD含む発達障害の人は、興味だけじゃなく能力も偏っていると言われていて、僕自身例外じゃないです。

会社の仕事となると、ブログ(興味があること)と比べて信じられないくらいに思考力が落ちますし、何につけてもどん臭くなります。


一方で、英語やブログになるとなぜか思考力や能力がぐんと上がり(偏差値が10くらい上がるイメージ)、突出しないものの人一倍できるくらいにはなるんですよね。

なので、正社員としてやりながら、ブログで頑張りたいなと。


 思えば、一点特化の人生だった

大学受験が特にそうだったのですが、全然できなくて、英語だけ好きだったんですよね。

なので、英語ばかりやっていたのですが、神戸市外国語大学という英語の比重が高いところを意図して選んで受かりました。


といった感じで、まさに一点特化の人生だったのですが、今後もそうなるんだと思いますね。

できたら、器用にあれこれやりたいのですがそれができないのを知っているので、ブログ一点特化でいいかなと。


 自分なりの幸せを見つければいいんじゃないか

正直、一般的な幸せが手に入る気がしないです。

マイホーム結婚子供旅行友人知人などなど、いろんなことを諦める人生でしょうが(もっとも、そこまで興味がないのも事実ですが、お金があれば旅行くらいは変わりそう)、まさに自分なりの幸せを見つければいいでしょうし、それしかないかなと。


ASDであったメリットとしては、ブログはじめ考えることそのものが幸せなので、それをしながらブログやりながらお金を稼げばそれだけで幸せになれるだろうなと。

燃費がいいってやつです笑

他のASDの方も、近いとこありそうですね。

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