ASD(アスペルガー症候群)の一般的な特徴と誤解と、僕の特徴
2019年12月だったのですが、いろいろありまして、家族に心療内科をおススメされたんですよね。
で、実際に心療内科に行って3種類のテストを受け面談を受けたら、ASD(アスペルガー症候群)の可能性が高いんじゃないか?グレーゾーンなんじゃないか?という仮診断を受けました。
まだ仮診断でして、2020年1月に4種類目のテストを受け面談。
後日、さらに別の先生と面談をするのですが、僕の特徴と今の所分かっているASDの一般的な特徴&誤解を書いてみます。
僕の特徴
僕の特徴なのですが、以下になります。
1)コミュニケーション障害
2)限定的な興味
要は、興味が狭い&興味のなさ度が高いために会話(特に雑談)に興味が持てない。
結果、コミュニケーション障害になるということなんですね。
とこう言うと、「僕/私も、そんなにいろんなことに興味があるわけでもないよ。だからタツヤさんも大丈夫!」とおっしゃってくれる方もいるのですが、もっと分かりやすく言うとこんな感じ。
受験勉強・英語・ブログ以外のことに興味が持てない
↓
どんなに仲が良い友人知人の雑談でも、ストレスに感じてしまう(もう少し言えば苦痛に感じてしまう)
そう、実は僕受験勉強~ブログ以外に興味がなさ過ぎて、雑談の楽しさがよく分からない感じなんですよね。
結果、僕自身びっくりするような体験をしたことが何回もあります。
1)小中高以来の友達と会ったけど、何を話せばいいのか分からず悩んだ
2)仲が良かったクラスメートと飲み会に行ったけど、雑談の何が楽しいのかが分からず苦痛だった
3)職場の人とのお昼休憩で雑談をしなければいけず、みんな笑っているけど何が楽しいのか分からず苦痛だった
1)小中高以来の友達と会ったけど、何を話せばいいのか分からず悩んだ
一番ショッキングでした。
小中高では受験勉強の話ができたので仲が良かったのですが、大人になると当然受験勉強の話なんかしないですよね。
そしたら、まさに何を話せばいいのか分からず悩んだということがありました。
3人くらいの旧友と合う機会があったのですが3人ともそうで、何か話そうとするも何も浮かばない。
結果、簡単な会話だけで終わってしまったということがありましたね。
2)仲が良かったクラスメートと飲み会に行ったけど、雑談の何が楽しいのかが分からず苦痛だった
これも結構ショッキング。
僕は神戸市外国語大学という大学で英語を勉強していたのですが、クラスでは英語の話ができるじゃないですか。
「これってどういう意味?」とかなんとか話のきっかけがあるわけですが、だからこそ仲良くなれました。
で、ある時飲み会に誘われて行ったのですが、飲み会では当然英語の話なんかしないです。
雑談をするわけですが、まさに雑談の何が楽しいかが分からず苦痛だったというわけなんですよね。
みんなは楽しそうに笑っているんだけど、「えっ?今のどこが笑うところだったの?楽しかったの?」みたいな感じ。
笑いのツボがずれているとかではなく、興味がずれているんだなと今では思います。
3)職場の人とのお昼休憩で雑談をしなければいけず、みんな笑っているけど何が楽しいのか分からず苦痛だった
これはショッキングとまでは行かないものの、社会生活を送る上で一番の障害になっています。
どの職場でもお昼休憩があると思うのですが、例えば囲んで食べたり、外で食べるために移動する時があると思います。
その他、お昼休憩に限らず雑談をする時があると思うのですが、僕にとっては我慢なんですよね。
で、ここが僕も分からない部分なのですが、苦手な上司だけじゃなく、優しい上司でもストレスが溜まってしまう感じ。
もっとも、友達とのご飯ですらそうなので、いわずもがななのかもしれませんが。
(*1)要は、雑談をしなければいけない時が基本的にきつくて、どの時でも受験勉強~ブログについて話したいみたいな感じなんですよね。
せめて社会問題くらいなら興味があるのですが、それ以外を話すのはきつい感じでして。
(*1)どんな時でも雑談が苦手ということはないみたいです。
まずはブログ話で仲良くなる→ブログ話:雑談=6~:~4であれば、比較的雑談ができる時もありますね。
ただ、ブログ話の割合が減ったり、割合は大いにせよあまりにも僕の興味と外れていると、だんだんきつくなってくることが分かっています。
僕の子供時代
ASDは先天的と言われていて、子供時代から症状が出ていると言われているのですが、以下のような感じでした。
共通
1)興味のあることついてばかり話していた
2)一人でいることが多かった
時期別
3)小学校時代は、クラス内でもクラス外でも比較的遊んでいた
2)中学校時代は、クラス内では比較的上手く行っていた。けど、クラス外で遊ぶことはほとんどなかった
3)高校時代は、クラス内でもあまり上手く行かなかった。クラス外で遊んだことは一度もなかった
4)大学時代は、クラス内では比較的上手く行っていた。けど、クラス外で遊ぶことは一度もなかった
5)大学以降は、友人知人とのLineがそもそもなく、コミュニケーションを取ることも遊ぶことも一度もなかった
中学校以降だんだんひどくなりまして、クラスの子と1日中話さないことは多々ありましたし、学校外で遊ぶ?(遊ばないにせよ話したり食べに行ったりする)ことが1回もなかったという感じでしたね。
高校の文化祭とか体育祭はじめ、みんなで作業することがあるじゃないですか。
僕はああいうのが嫌いで、文化祭は視聴覚室で映画見てましたし、体育祭は日陰で教科書読んでましたねー。
ひどかったのは大学でも同じで、2,3回の飲み会(先程言及した飲み会です)以外は、学校外で遊ぶということが1回もなかったなぁと。
で、もちろん大学以降も同じ。
遊ぶことがないのは当たり前ですが、そもそもコミュニケーションを取る機会がなく、友人知人のLineがそもそもないからなんですよね。
小中高大通じて1人だけいらっしゃいますが、大学の優しいゼミ生の方でした。
ASDの一般的な特徴
これまでは僕の特徴についてでしたが、ASDの一般的な特徴が以下です。
1)コミュニケーション障害
2)限定的な興味
3)想像力の欠如
4)感覚過敏
1)のコミュニケーション障害と2)の限定的な興味については、上述したこととかぶっているので割愛します。
3)想像力の欠如
想像力の欠如というのは2パターンあると思っていて、1)KY2)言葉を言葉通り取ってしまうという2つのパターンです。
1)のKYですが、人の感情を察することができず空気を読めないってやつですね。
例えば、(*2)Aさんは明らかにイライラしていて、普通なら話しかけないところを平気で話しかけに行っちゃうみたいな感じです。
*2これは実話なのですが、同僚の方でこういった方がいたということを弟から聞きました。
おそらく、その方はグレー寄りか黒のASDな気がします。
で、2)の言葉を言葉通り取ってしまうについてですが、具体的な指示がないと分からないみたいな感じですね。
例えば、(*3)待合室で座ってくださいと言われたら、椅子があるのにも関わらず地べたに座ってしまうみたいなことです。
(*3)僕自身、普通やらかさないことをしてみんなに笑われた経験はあります。
ただ、数は多くなく、ちょっと変わっているなぁくらいのものだったと思います。
4)感覚過敏
感覚過敏というのは、音が気になって仕事が手に付かないみたいな感じですね。
僕は全く当てはまらないのですが、そういった方がいるみたいです。
ASDの誤解
僕/私も当てはまっている項目があるのですが、ASDですか?
以前、マナブさんがASDかどうかをチェックされていたのですが、当てはまっている方は多いと思います。
実際問題、「僕/私も当てはまっています!」というリプライは多かったなと。
ただ、当てはまっているからといってASDかと言えば違います。
あくまでASDっぽいというだけかもしれないんですよね。
そんなわけですが、ASDと診断されるポイントは何か?
個人的には、社会生活を送る上で重度の障害になっているかどうか?だと思っています。
例えば、ASDのグレーゾーンだと仮診断されている僕ですが、先ほどの通りどんなに仲が良い友人知人の雑談でも、ストレスに感じてしまうみたいな感じ。
ただ、これでも黒のASDじゃないというのがポイントです。
おそらくですが、黒のASDの場合は、もっと重度だと思っています。
例えば、どんなに仲が良い友人知人の雑談でもストレスに感じてしまうだけじゃなく、30人いたら29人は分かるレベルのことを1人だけ分からないみたいなことが頻繁にある場合は、黒か黒に近いグレーなんだろうなと思いますね。
ASDは知的障害とは違うのですか?
ASDは自閉症スペクトラムの一種と言われています。
で、この自閉症という言葉からか、ASD=知的障害だと思われる場合は少なくないんだと思いますが、そういう方もそうじゃない方もいらっしゃいます。
例えば僕なのですが、高校は県で3番目の高校でしたし、大学は1浪して偏差値52,3くらいの大学でした。
で、僕と話せば分かりますが、いたって普通なんですよね。
まあ、いたって普通に見える(けど一部そうじゃない)からこそ困るところはあるのですが、僕とブログのことについて話してもほとんど分からないと思います。
ただ、ブログ以外で僕と知り合って話すと、そういうこと?と分かるかなと^^;
そんなわけですが、進捗が分かり次第追記したいと思います。
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