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親の不倫について。

前回の続きです。文章書くの下手すぎてすみません(>_<)💦

私の父と母は結婚していない。離婚もしていない。紛れもなく、私の肉親、お父さんとお母さんな事実はあるものの、戸籍上父親はいない事になっている。
私は以前書いた通り発達障害を持っているので人より考え方が幼い部分がある。なのでちゃんと理解することが出来るようになったのは20代になってからだったような。

父の不倫

父にはうちのほかに家庭がある。向こうの家庭のことはよく知らないのだけど(教えてもらってないし)妻、女の子供ばかり何人も、だったような気がする。
私は小さい頃、不倫がどういうことか、というか不倫の存在自体わからなかった。
父は昔から夕方になると車で実家まで来る。どこに住んでるのかも分からない。
そして夜の7時まで平然とまるで、普通の家族のように振舞って居座っている。
7時回ると「じゃ、帰るぞ」といそいそと帰っていくのだ。
それがうちでは普通だったし今まで何の疑問も抱いたことがなかった。

2人の出会い

昔、いけないとは思いつつも、母のダイアリーを盗み見してしまったことがあった。父と母は、車関係でどうやら出会ったようだった。
母は父のことが好き(恋愛感情)で結婚したい、と思っていた。が、父には家庭があるのを知っていたようだった。
どうしてそうなったのかはわからなかった。ただ、当時まだ若かった2人の過ち(若気の至り)だったのかもしれない。それとも、父と母は純粋にお互いただただ好きだったのかもしれない。
だってそうじゃなきゃ、母がこの人と子供(私)をつくりたい、と思うだろうか。世間一般に不倫は最低な行為だとされている。でも2人はそうやって、事実無根、お互いが利用するとかじゃなくてお互いを愛して愛し合っていたんだ。

母は「シングルマザー」?

母は結婚していない。だから事実上シングルマザー、ということになる。
私にも常々言っていた。
「のどか、お母さんはね、一度だってお父さんにお金をもらったことはないんだよ。あたしが、稼いだお金であんたを育ててるんだよ。」
看護師の母は、一生懸命私を育ててくれた。保育園の時。毎週金曜日になると熱を出す私のために早退きして帰ってきてくれたこと。お金ないお金ない、と言いながらも毎回お菓子のおまけを私に買ってくれていたこと。
数え切れないけど。数え切れない、大きな愛。大人になってもたくさん迷惑をかけてしまったことがあった。これを書いている今、なぜか涙が止まらない(p_q*)シクシク

本当に、自分の給料とボーナスだけで私を育てあげ、子供の時こどもちゃれんじや塾などにも行かせてくれた。雑誌だって漫画だって買ってくれた。
本当に素晴らしい母だ。誇らしく思う。

父を恨んだ

私が大人になり、不倫の意味を知るとなんだか父のことが無性に憎くなってきた。
何故かわからないけど、嫌だった。父に当たろうにも、毎日家に来るわけではないので無理だった。
どうして、家庭があるのに母と私を作ったの?
母を騙していたんじゃないの?
それは人間として、男としてどうなの?
そんなことを思った。

父は、私が大人になって20歳超えてはじめて父のことを責めるまで、不倫のことを謝らなかった。
有り得ない…。
「いつかはこういう日が来るとは思っていた」
そう言ったきり、黙ってしまった。

父は、器用な母と違い不器用な人間だ。頭はいいけど。
父があっちの家庭でどういうふうにしてるのか、もう興味もないけれど、男性の皆さんに、

どうか、1人の女性を悲しませないでください。悲しみは連鎖して、それはやがて子供をも傷つけます。ちゃんと責任もってください。

そう声を大にして伝えたいです。
不倫は悪いこと。
人間として最低な行為です。

でも、私は両親が在って私という存在が在る。
そう思っていますし、父のことで楽しかった思い出もあります。
でも、父には男として人間としてもっと責任もって欲しかったです。
そして父に当たれないからと母を今まで責めて傷つけてしまったこと。本当に申し訳なかった。

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございましたm(*_ _)m

また不倫のことについて書くことがあるかもしれません。自分の中で、少しだけこの両親のことが消化できた気がします…。

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