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15日出演、幡野と私。

出演者とのアレコレ思い出話と一緒に少し書いていきます。
記念すべき第1回目は幡野友暉こと、はたのーんについて。
私は彼の事をはたのーんと呼んでいます(中学生の教科書に出てくる英語の定型文みたいだね笑)
TOPの写真はアーティスト写真にも使ってもらってる、私が撮影したはたのーんです。

彼と私が出会ったのは彼がまだ高校生で、私も学生でした。
「名古屋にやばい高校生バンドがでてきた」
この話を聞いて、初めてライブを見た時
え?まじで高校生なの?ってなりました。
私が高校生の時、「僕は奴隷なんだよ(奴隷/the unknown forecast)」
なんて歌詞思いつきませんでしたし(褒めてるよ)
配置がシネマみたいだなあ!なんて思ってました。
当時Gtおかむがセンターで弾いてたのを記憶してますが
それは本当に初期の初期だけらしいです。
見れてラッキーくらいの感じ。懐かしいね。

当時私はまだカメラマンです!と名乗れるほどの経験値もなく曖昧な場所に居たのですが
今考えると、カメラマン生活の中で1番2番の長い付き合いになるのだなあとこの文章を書きながら考えていました。
今は活動休止をしていますが、彼のバンドthe unknown forecastは本当に素晴らしいバンドで
そしてボーカリスト幡野は、全てを歌にしてしまうのではないのだろうかと
歌を聞くたびに、ライブのステージを見る度に思います。
彼が息を吸い込む音も、その吐息させも音楽なのではと感じるのです。

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印象的というか、撮影中にどうしようもなく忘れられない出来事があって、そのなかの1つにthe unknown forecast TOUR 2016 "I am music for you" FINAL ONEMAN LIVE @名古屋CLUB QUATTROでの1コマなのですが
こう、逆光のような照明が彼を照らした時
はたのーんの白いシャツに肩が少し透けてみえて
その光の感覚で、強さ、希望みたいなのが全部そこで表されたような
これからの強い未来をそこで感じた、という事がありました。
あの感覚は音がキーンとなって全てのものが動きを閉ざされたような感覚で、今でもなんだか忘れられないなあと記憶に残っています。

そしてもう1つはたのーんとの中で印象強く覚えているのは
「この日は自分にとって答えあわせのような日です」
と話していた、SAKAE-SPRINGのこと。
これは、私自身もそうだなあと思いながら1年を過ごしてます。
このMCを話していた日ではないのですが、サカスプのライブレポ
the unknown forecast「SAKAE SP-RING 2016」@NAGOYA CLUB QUATTRO 2016/06/04がとても好きなので、是非読んでみて欲しいです。
私なりの答えあわせをしながら、彼が教えてくれる言葉たちを照らし合わせてます。

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これを書きながら、あんのーんの曲やはたのーんの曲を聴いてて
本当にいい曲ばかりだなあと思うし
私の中のはたのーんは、おどけた少年のままだから
その彼からこんな歌詞やメロが産まれるなんてなあって思うし(本日2回目の褒めてる)
彼のブログも好きでよく読んでる。
文学的な話かと思いきや、高度な笑いの文章を落としてくもんだから
電車で1人笑う羽目になるんだよなあこれが。

楽曲紹介なんて程文章力もないのだけど、いくつか挙げるなら
動画あるなかでもトップクラスで好きな曲
言わずもがな、不動の名曲「E
「あなたの心に僕は今でも生きていますか?
今からあなたに会いに行ってもいいですか?
そんなことをしたらあなたは
今より僕を嫌いになるかな
それでも伝えたい伝えたい 愛してる」
とか
「2人で過ごした日々が 2人で育てた愛が
このままなくなって思い出になってしまうなんて
そんなの僕は嫌だよ こういうところが嫌いなんだろう?
あの日の2人が今霞んでいく」
とか
「男らしさって奴は潔く消えることか
それともあなたを想い続けることか
なんだか空しくなるよ一体全体どうすればいいの?」
(歌詞一部抜粋)

もう歌詞全文載せたくなる瑞々しいアレ。
いつ聞いても胸が苦しくなるような曲って実はあんまりないのだけど
(エモくなる、とはまた別ものだから)
Eは私の中で、特定の誰かとこの曲を共有したわけではないのに
苦しくなる曲、に堂々ランクインしてます。
思い出補正は大きいし楽曲の影響も多いからさ、そういった補正がないのにこんだけ苦しくなって駆けだしそうになるのは本当にすごい。
MVもとても好き。
皆歌詞きちんと見て聴いて欲しい。

お次は「I am music
携帯電話の歌詞を見た時も、幡野の頭の中どうなってるの
(本日n回目の褒め)って思ったのだけど
この曲の美しさというか、歌詞はどこぞの誰がって人間なわけでなく
主体が「人」ではなく「音楽」って事に瑞々しいほどの眩しさがあって
本当に大好きな曲です。
解釈合ってるのかな、、違ったらごめんねはたのーん。
イントロの跳ねるようなギターも大好きです。

「何」を言うかじゃなくて 「誰」が言うかなんだろう? 
/モザイク
この曲を聞いた時、核心をつかれたような
はっとさせられたし、今でも何回もはっとさせられる事ばかり。

個人的にはcirclefish storyはたちも大好きで
doubterなんかは思い入れも多い楽曲です。
歌詞抜粋しようと思って聞きながら、歌詞カード眺めて打っていたけど
抜粋できない程美しくて眩しい言葉ばかりだったので、もうここらで辞めておきます笑。
そういえば1stdemo、廻るの歌詞カードやジャケ製作を実は私がやっていた、という小ネタも置いておきます。
イラストを描いたのはexアンノーンのbaゆーきですが、元気にしてるのだろうか彼は。

それと今回展示にあたり、楽曲1つをイメージして作品を制作しました。
今彼がステージでよく演奏している
「僕はずっと君を知らない、君はずっと僕を知らない」
という楽曲で制作致しました。
展示・販売もございますので、是非曲を聴く前と
聴いた後で、見て頂けたら嬉しいです。
(歌ってくれると信じてるよ。笑)

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最後に
なんだかだらだらと書いてしまったけれど、まだまだ色んなことがあったなあって思う程彼の歌のそばで、ステージのそばにいたんだなって思います。
2012年に行った写真展以来の、出演です。
とても楽しみです。

最後の最後に、この歌い出しはいつだって足に力が入る。
大切なもの抱きしめて駆け抜けていきたいです。

卑怯に生きるより死ぬことを選べ
一番大切なもんは命なんかじゃないぜ
何れは枯れる 魂よ美しくあれ
/ はたち

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最後まで読んでくださりありがとうございました!
(因みにこれは2012年の写真です。恐ろしく前ですね。自分でも恥ずかしい。でも懐かしい笑)

※一部楽曲の歌詞などの掲載は許可を得て掲載しております。
※掲載しているライブ写真等は全て私が撮影したものです、加工・無断転載・無断使用を固く禁じます。

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幡野友暉
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