自分を愛しているから誰にも愛されなくても良い


とある言葉を見つけた。

誰にも存在肯定をされないなら、生きていられない、というもの。


存在を肯定される、とは、人間の根底を作るものだ。
そこが覆されるから、虐待サバイバーは多難だ。

愛について考えるきっかけがあって、フと思い立った。

私は自分自身を愛しているから、誰にも愛されなくても構わない。

親に愛されなかったけれど、自分が自分を愛している。

私の存在肯定は私がやる。

そう思った瞬間、親が愛さなかったことがなんだと言うの?と思った。

そもそも、この世の中を全て疑った時、最後に残るのは自分自身の心のみなのに。

それを分かっていながら辿り着くのが遅かった。

他人の心に帰依している間は、どう足掻いても不安定。

頭の中を覗けない他人という存在に、自分自身を預けることが根本の間違いだった。

もちろん、この思考回路が ある意味最も孤独な人間の考えだというのは理解しているけど、

自分は自分を愛している、他は知ったことか、と咆哮することこそ私の生きられる姿と思った。


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