感情とは何か?を視覚的に知れる面白すぎる映画はこちら
ピクサー作品の傑作の1つ。個人的に1番好きかもしれない。インサイド・ヘッドを見ると気持ちの整理をつけやすくなるし元気をもらえるしで、観ない理由が見当たらない作品です。
人間の感情への理解も深まるので万人におすすめできるアニメーション映画であります。続編あったら絶対観たい。
あらすじ
平凡な3人家族の少女の脳内が舞台。その脳内には、「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐れ」の5つの感情が擬人化したキャラクターが登場しています。この5人の役目は少女に巻き起こる不運から守ることt。
辛いときは喜びを見せたり、怒ってエネルギーを出したり。感情たちが少女のためにがんばる感動物語です。
話のキーポイントは、5つの感情のなかの「喜び」が「悲しみ」を拒絶するところ。『悲しみなんていらなくない?』と考え始めてしまい、少女の脳内でアクシデントが多発してしまいます。
「感情の擬人化」をストーリーで理解できる
「インサイド・ヘッド」の良さは、感情の擬人化について、ストーリーで学べること。自分の脳内で巻き起こる怒りや喜びに気づきやすくなるのです。「あぁ、いま怒りが暴れてんな…」のように、自分の感情をメタ認知しやすくなります。意識しないと自分の今の感情を観察する気にはなれないですからね。
「自分の感情を擬人化する意味があるの?」と疑問に思うかもしれません。しかし本作を観ていただければ、自分の感情を適切に把握する重要性に気づくでしょう。主人公は幼い少女でも、感情の使い方は大人も同じ。
日々感じている感情が、過去の思い出にどんな影響を与え、今の自分をどうコントロールしているのか、アニメーションを通して理解できるはずです。自分がどんな感情をいだきやすいかを把握すれば、気持ちの整理もつけやすくなるでしょう。
本作の制作には、心理学者も参加しているようで、学術的にも正しい内容になっているそうです。自分の感情を客観的に見つめてこそ、感情を操れるとぼくは考えています。この仮説を自信に変えてくれるのが「インサイド・ヘッド」。
まとめ
「インサイド・ヘッド」は、学校教育や企業研修にも取り入れても役に立つはず。それくらい役に立つ作品になっています。もちろんストーリーも超おもしろいので飽きません。
オチの爽快感も良くて、何度観ても楽しめる傑作です。手放しでおすすめできるので、お時間あるときはぜひ観てみてください。いま悩んでいること、モヤモヤしていることの解決策が見つかるかもしれません。
読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。