見出し画像

トヨタの生産方式とノウハウが図解でわかる本

社会人になってからは業務に直結する本をよく読むようになり、お世話になったのがトヨタ系列の本。題名が「トヨタの〇〇」な本は本屋に行けば目につくので、読書好きなら1度は目にしているでしょう。

そんなトヨタの本ですが、種類が豊富すぎて全体像を把握するのがむずかしいんですよね。トヨタが実践しているスキルは理解しやすいんですけど、トヨタの全体感を理解できる本がありませんでした。が、そんな全体像を図解を用いてわかりやすく説明している本を見つけたので紹介します。

トヨタの生産方式のまとめ本

それが「図解 トヨタ生産方式がよくわかる本」です。「カフェde 読む」シリーズの一冊で、図解がシンプルでわかりやすいのが特徴。「トヨタの〇〇」を何冊か読んだ自分に言わせれば、それらの情報が1冊にまとまっている印象を受けました。

ちなみにトヨタ系列の本は、片付け・段取り・問題解決などのソフトスキルを具体的な例を用いて紹介してくれています。片付けの本はnoteでも紹介したように、実践的な知識の宝庫でした。

ただその分、トヨタの全体感の説明は少なく、物足りないイメージがあります。もちろん全体感を知らなくても問題はないんですが、トヨタではなぜそのような考え方になったのか、どういう仕組みで動いていてその考え方に至ったのかなど、メカニズムを理解するのは重要です。

その根本の考え方を知らなければ、応用がうまくできないからです。そういう意味で本書は、そのソフトスキル郡をトヨタの生産方式とともにうまい具合に説明しています。

トヨタの歴史から考え方や手法まで、ざっくり学ぶには最適な1冊です。

まとめると、サクッと全体感を理解したいだけなら本書を読み、具体的なスキルに手を付けたいなら「トヨタの〇〇」を読むのがおすすめです。どちらにしても全体感を理解するために本書は読んでおくと良いので、トヨタ系列の本が好きなのであればこちらも読んでみてください。





読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。