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散歩を創造力のトレーニングに変える方法「創具」+2

発想力を鍛えたい!と思ってもやり方が不明だったりしますよね。なのでここでは、アイデアを生み出すフレームワークとして使えそうなやり方を紹介しています。

アイデアは銃の弾丸だと思うので、ポートフォリオは多いに越したことはありませんので。

今回は、誰もがスグに行える散歩を使ったアイデアフレームワークです。

「思考散歩」のやり方

やり方はとてもカンタンです。

1.考えたい課題を用意する
2.散歩へ出かける
3.課題の比喩になりそうなモノ、出来事や場面を3つ見つける
4.考えたい課題と比喩の共通点や原理原則を探す
5.課題の解決策を洗い出す

頭の中でもいいですし、紙に書いてもいいので、1つだけ解決したい課題を決めます。そしてその課題を解決する糸口を見つけるために、街へ出て行くのです。

そこでやることはカンタンで、その課題と目についたモノの共通点を探しましょう。そしてその共通点を活かして、課題を解決できないかを考えるのです。

ぼくが実際に思いついた例

【抱えていた課題】
仕事で必要になる情報を自動で引き出すにはどうすればいいのか?

この課題を頭に入れて散歩に行ったところ、自動販売機が目に付きました。

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その自動販売機を観たとき、いろんな疑問が浮かびました。

-なぜ無人で動いているのか?
-なぜ人はこの機械から商品を買うのか?
-なぜうまく回っているのか?

などなど、自分が抱えている課題と似たような疑問が湧いてくるのです。このような切り口で自動販売機を観察したのは、課題を解決するという目的があったからです。

「課題を解決する!」が目的にあったからこそ、いつも見ている自動販売機でも違った切り口で見ることができるようになります。そして自動販売機を数分観察していて気付いたのが、ぼくの抱えている課題は自動販売機のような仕組みが作れればOKなのです。

たとえば、Aさんがほしいと思った価値をカンタンなフローで手に入れられ、しかも人に仲介させる必要がない状態を作れれば、ぼくの課題は解決します。

つまり自動販売機が、無人で動ける理由や動かしている工夫を調べ、それを仕事でも取り入れればいいのです。自動販売機が置いてある場所や商品のイラストも参考のネタになるでしょう。

自動販売機が人通りの少ない田舎道に置いてあっても誰も買わないでしょう。みんなが見える場所にあるから使う人がいますし、認知するから欲求が湧いてくるわけですよね。

これは仕事でも同じで、自動販売機のような仕組みを作っても、それを適切な場所へ置かなければ活かしきれません。かつ、その自動販売機が魅力的に見えるのも重要です。言い換えると、感情を芽生えさせられるかどうかです。

自動販売機で売られている商品は、どれもお客さんに買ってもらいやすい工夫がなされているでしょう。なぜそんなことをするのかまで考えて、それを自分の課題に転用できれば、問題は解決しやすくなります。

まとめ

このように1例ではありますが、思考散歩をすることでクリエイティブに問題を解決しやすくなります。しかも思考散歩はいつでもどこでも、無料でできる優れた発想法です。

ぜひ日々の生活に取り入れて、アイデアを生み出してみてください!

動画の解説はこちら↓↓↓

【創具】思考散歩のススメ+2の解説


読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。