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生は

傷を伴う

誰も傷つけたくない

己(おのれ)も傷つきたくない

何故

世界は

残酷なのか

何故

世界は

厳しいのか

生きるの やめれば

傷は

無くなるのか

生きている だけなのに 

傷だらけ

逃げたい

逃げる場所なんて無い

惨めに這いつくばり 

己(おのれ)の涙で溺れ

それでも生きていく 

どんな意味がある

意味なんて必要ない

心体魂(しんたいたましい)に

恍惚(こうこつ)快楽(かいらく)

伴う傷

己が身に

幾百 幾千 幾万 幾億    

那由他(なゆた)の傷

刻み続け 

痛みと共に望む

生の終焉

解放される時

己が魂

滅する力場 

因果律の果て

怒りも無く恨みも無く

赦せぬ存在故に

神を道連れに

逝く

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