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乱舞の宴



現実世界の闇

精神世界の闇

闇に堕(お)ち

闇に侵食(しんしょく)され

闇に染まる

ドス黒く

全て

血生臭い匂いに抱(いだ)かれし

狂乱の宴(うたげ)

心体魂(しんたいたましい)    全て捧(ささ)げ

光無き世界

闇の住人として

一生過ごすであろう日々

ある日境に

運命の悪戯(いたずら)か

光刺す世界に戻る

眩(まぶ)しく    居心地悪く

常に罪悪と共に光晒(ひかりさら)される

あれから幾歳付流(いくとしつきなが)れ

生きる骸(むくろ)と化し

悪戯(いたずら)に時を貪(むさぼる)る

闇堕(やみお)ちした穢(けが)れは

光溢れる世界で

浄化されるで無く

己の闇を濃くするだけだった

光と闇の間(はざま)

現実世界は    灰色となり

精神世界は   闇と病みに苛(さいな)まれる

闇堕ちし    闇にドス黒く染まりし者は

光溢れる世界に戻れはしない

光強ければ    影が濃くなる様に

己の闇が濃くなり

闇に抗えば

病みに侵食(しんしょく)され

狂気狂乱の狂おしき

無限回廊(むげんかいろう)を彷徨(さまよ)う

光は

楔(くさび)となり

己が身と魂を穿(うが)ち

幾百    幾千    幾万    那由他(なゆた)

無限に己を刺し貫く

終焉なき乱舞の宴

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