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命を抱けない

死ぬために産まれる命

あたしが

よく

口にする言葉

あたしが小学生最後の年に

産まれた命

あたしが半端に育てた命

この世界

一番 

大切な宝物

あたしは

その命が零(こぼ)れ落ちてしまう

恐れ抱(いだ)きながら

自己満足の愛情をそそいだ

あれから時流れ

互いを慈(いつく)しみあう相手と巡り逢い

その手に命を抱きしめ

幸せでいる

あたしは

相変わらず

命を抱(だ)けない

生ける全て

その命を受け止め抱(だ)きしめる

憧れながら恐れている

先に逝ってしまう   

失うと

極度に恐れる

あの頃

妹の命を抱いてた時と変わらずに

それ故なのだろうか

あたしの体は

命を産めない

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