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魂の叫び

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パニック障害、鬱病を発症。 薬無しでは、眠れぬ日々を過ごし。 影(幻覚)と対話(幻聴)する。 溜まりゆく毒を吐くように魂が叫ぶ。
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2020年9月の記事一覧

不眠

不眠

眠れない

眠剤なんか

気休め

酒を煽っても

浅い眠り

目を閉じれば

悪夢苛(あくむさいな)まれ

起きて

何するで無く

不安が魂を浸食する

繰り返し

打ち寄せる波のように

ありったけの

眠剤を手に取り

これぽっちじゃ無理

溜息一つ嘆く

僅(わず)か眠り目覚めず

逝(い)きたいと切に願う

枯れない涙

枯れない涙

涙て枯れんね

不安で切なくなったり

寂しさに耐えれなかったり

たまに嬉し泣き癒され

ほろりと流るる涙

無い訳じゃない

けど 随分

流るる涙の時間

増えました

目尻から頬伝う

涙痕は

かぴかぴに

それでも枯れず

流るる涙は



洗って

くれるんかな

耐える

耐える

生きて迷惑

死んで迷惑

難題

どうせ死ありき

何故楽しめない

何故辛苦ばかり

唯壊れて

唯壊れるだけの

道を歩いて来た

意味は無く

生き急ぎ

生き方間違え

やり直す選択が無い

己が死ぬ時

後始末を

楽にする時間が必要

今日の時間を

明日に繋げる

どれだけ続けれる

闇と光

闇と光

現世 未練 執着

何がある

あるのは

骸の数だけ後始末があり

片付ける者がいる現実

自死選択出来ない

最大の理由

自死は

裏切り哀しみを

伝播するだけなのか

生きる時の流れ

そんな感情は

一瞬暗い影堕としても

晴れ無い日無し

だが

あたしの闇に

光指す日無し

自己責任

自己責任

不幸

恵まれ無い

あたしは

そう感じる

正直

だがそれは

他者個人で無く

あたしが抱く憎悪は

世界 世の中 世情

個人の価値観は

生きた道程の証なのだから

環境依存であり

怒り 憎悪 理不尽

個に向けるで無し

境遇の嘆き

突き詰めれば

環境に振り回され

己が招きし事象

血縁

血縁

それは

今にも消えそうな

かつて

荒ぶり爆炎となりし

魂の炎

心体(しんたい)

生きた骸(むくろ)と化し

魂に呼応(こおう)せず

故に

命の煌(きら)めきと呼ぶ炎

今にも消え逝(ゆ)くかの如(ごと)く

最後を待つかの様に揺(ゆ)らめく

何も残って無いのか

生きることは 戦い

刹那(せつな)までも抗(ありが)い続け

命を燃やしつくさんとした

日々遠く

今想えば

もっとみる
生きる意味

生きる意味

今日と言う時間を

明日に繋げる

様々想いありしも

瞬間を生き繰り返す日々

疑問少なく

様々想いありしも

自死選ばず天寿全うする

疑問少なく

死ぬ為に産まれる

生命(いのち)の理(ことわり)

されど疑問多く感じ

罪悪責苦辛苦しか無く

唐突(とうとつ)に自死すれば迷惑

それだけが理由

そんな生もあるのです

捕まる魂

捕まる魂

生きているだけ

死んでいるのと

さほど変わらず

死ねば迷惑と

今日という時間を

明日に繋げても

己(おのれ)が自ら

生きる意味

見つけねば

やはり

生きてるだけ

その生に

何が或るのだろう

日々対話する

死を囁(ささや)く者

囁(ささや)く言霊(ことだま)

魂を鷲掴(わしづか)み

抗(あらが)いも

失せ始める

闇と病み

闇と病み

闇に魅入られ

何処(どこ)までも沈み

完全に光を見失い

侵食され

気付けば

闇は

病みと成り果て

闇からも

病みからも

抜け出せず

生きた骸(むくろ)でしか無い

日々を繰り返す

選んだのか

誘い込まれたのか

歩みし道程(どうてい)を

紐解(ひもと)いても

解決する訳で無し

辛苦が増し

深き闇

堕(お)ちた先から

這い上がらぬ様

闇と病みが絡みつく

消えぬ自我

消えぬ自我

抑(おさ)えきれぬ破壊衝動

激情(げきじょう)のままに

叫び壊しても

虚(むな)しく

やるせない

耐えれる筈なのに

きっと昔は

耐えていたんだ

一気に振り切れる

怒りを抑え込む

時に過呼吸になり

嘔吐(おうと)し

悶(もだ)え苦しみながら

周りに悟(さと)られぬ様に

ひたすら抑え込む

幻覚 幻聴に苛(さいな)まれ

日々確実に

崩壊(ほうかい)していくのが

わか

もっとみる
命を抱けない

命を抱けない

死ぬために産まれる命

あたしが

よく

口にする言葉

あたしが小学生最後の年に

産まれた命

あたしが半端に育てた命

この世界

一番

大切な宝物

あたしは

その命が零(こぼ)れ落ちてしまう

恐れ抱(いだ)きながら

自己満足の愛情をそそいだ

あれから時流れ

互いを慈(いつく)しみあう相手と巡り逢い

その手に命を抱きしめ

幸せでいる

あたしは

相変わらず

命を抱(

もっとみる
破滅

破滅

あたしを

殺してくれと

願えるも

その者

犯罪者とするは

本意で無く

さりとて

日に日に増す憎悪

人なる種を嫌いながら

個人を怨みたく無い

善良なる個人

関係無く

人の社会

世の中

世情

歪(ゆが)みは

環境依存だと

熟知しながらも

膨れ上がる恨み辛み

全て灰燼(かいじん)に帰(き)するなら

己(おの)が手で逝(ゆ)きたい

茨道

茨道

茨(いばら)のみ歩(あゆ)み続け

切り刻まれ

流血に染まりしも

憤怒と憎悪

怒り狂い

狂鬼と化し

痛みすら感じず

立ちはだかる全て蹂躙(じゅうりん)し

己(おの)が身すら壊し続ける

破壊衝動抑えれず

吹き荒ぶ血風

茨纏(いばらまと)わりながら

抗(あらが)い彷徨(さまよ)う

嬲られる魂

嬲られる魂

吹き荒ぶ風

凍てつく刃

体無く 心無く

魂を穿(うが)いてゆく

体は

誰が感じさせてくれるの

心は

誰が響かせてくれるの

虚(うつ)ろな心体(しんたい)

剥(は)き出(だ)しの魂

曝(さらさ)された魂

全ての

刃に切り刻まれ

全ての

楔(くさび)に穿(うが)たれ

己(おの)が魂は

嬲(なぶ)られ続け

抗い続ける