4歳児の日課 - 手作り入浴剤

そういえば。
大学では生物有機化学の研究室に入っていた私。
当時は不出来だったし、専門分野とは違うフィールドで働いているけれど、
今ではちゃっかり子どもに化学っぽいことをさせている。

しかも、4歳の長男に大ウケなのだ。そんな日課を書いてみようと思う。

その1.基本の入浴剤を調合

意外にも、子どもは決まった分量を入れるのに、ものすごい集中力を発揮する。もちろんお風呂の入浴剤なので、精度は低くて問題ない。それでも、子どもは分量きっちりに計ることを喜びとするらしい。

ちなみに、分量は

・重曹 大さじ1杯

・クエン酸 大さじ2杯

にしている。

その2 オプション

その日の気分で精油を入れている。

「今日はよく眠れるラベンダーにしよう~」

「弟も一緒だから、精油は1滴にしとこう~」

「ママが疲れてるから、ベルガモットね~」

という具合で、その日の気分でいれている。子どもなりに、誰かのことを考えて作るということが嬉しいらしい。

この瞬間はいい顔をしている。
子どもでも、誰かの力になるって嬉しいんだな。

その3 発泡でクライマックス

作った入浴剤をどうやって浴槽へ入れるか次第で、発泡の楽しみ方が変わる。

・ふりかけるように入れる⇒パラパラと静かに溶ける。

・ドバっと入れる⇒少しシュワッとするが、ほぼ一瞬で終わる。

・入浴剤入りの容器にお湯を入れる⇒急激に発泡し、10秒近く続く。

入れ方は、工夫次第で何通りも考えられるけど、それも全て子ども任せ。なんせ出てくるガスは二酸化炭素。目に入るのさえ気を付ければ危険はほぼない。

子どもはというと、真剣にお手製入浴剤を入れている。

ふりかけるように入れては、静かに溶ける様子にガッカリするけど、文句は言わない。じっと観察している。

やはり、一番のお気に入りは、急激な発泡。もくもくと煙(二酸化炭素)が上がる様子をみて、楽しみも最高潮だ。
発泡が終わっても感動は終わらず、楽しいお風呂の時間が続く。

その4 喜ばせる

入浴剤なので、やはり浴槽に入ってナンボ。小さい頭でママのためにと考えて作ってくれた入浴剤。やっぱり自然と出る

私「あ~~~きもちい~~~」

これだけで、子どもは満足そうだ。

その5 明日に続く

お風呂から出る時には、

長男「明日もやろうね!今度はどうしようかな~」

と、すでに明日のことを考えている。
はやっ!

時には、調合量を間違えたり、発泡させ方を失敗したりと色んな不出来なこともあるけれど、そんなことを楽しむ長男の姿に、たくましさや将来の姿を見つけられるのでした。

明日はどんな入浴剤になるかな~

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